高島屋の外商顧客になると、最大10%の割引あるいはポイント還元が受けられるなどお得なサービスが豊富です。
高島屋では「外商カード」と呼ばれるカードが複数あり、「割引タイプ」と「ポイントタイプ」いずれかを選ぶ必要があります。
▼高島屋の外商カード基本スペック
- 年会費:11,000円
- 家族カード:1,100円
- 還元率:5%〜10%
- カードブランド:VISA・JCB・MASTER・AMEX
高島屋の外商顧客になると、一般顧客が受けられないサービスを楽しむことができます。
この記事では、高島屋の外商顧客がどのような優待を受けられるのか、割引や還元の制度についても詳しく解説します。
高島屋で外商優待が受けたい!外商カードの種類とは?
高島屋には、大きく分けて2タイプの外商カードが存在します。
- タカシマヤカード<ゴールド>
- タカシマヤカード<プレミアム>
いずれも外商カードとしての優待サービスを受けることができますが、<プレミアム>のほうがお得度は高くサービス内容も充実しているため、上位カードとされています。
タカシマヤカード<プレミアム>が有意なポイントは主に、下記3点です。
- 年間100万円以上の購入実績で年会費無料
- プレミアムメンバーズサロンの利用
- 割引とポイント還元タイプの選択肢
<ゴールド>の場合は上記のサービスが利用できません。
特に、<ゴールド>ではポイント還元のみ対象となることに対し、<プレミアム>ではポイント還元または割引が選べるようになります。
高島屋の外商顧客が受けられる優待サービスとは?
高島屋の外商顧客は、下記のような優待サービスを受けることができます。
- 割引・ポイント還元
- メンバーズサロンの無料利用
- 駐車場の無料利用
それぞれの優待サービスについて、内容を詳しく解説します。
高島屋の外商顧客が受けれられるサービス①:割引・ポイント還元
高島屋の外商カードは、<プレミアムカード>と<ゴールドカード>でそれぞれ割引率やポイント還元率が別途用意されています。
<プレミアムカード>は「割引タイプ」と「ポイント還元タイプ」から選ぶことが可能です。
一方で<ゴールドカード>には選択肢はなく、「ポイント還元」のみ有効です。
年間利用額 | <プレミアム>割引タイプ | <プレミアム>ポイントタイプ | <ゴールド>ポイント |
初年度の年会費 | 無料 | 無料 | 11,000円(税込) |
初年度の割引率/ポイント還元率 | 翌年度に購入額から5%の割引 | ポイント還元率8% | ポイント還元率8% |
年間50万円未満の利用の場合 | 翌年度に購入額から5%の割引 | 翌年度から還元率8% | 翌年度から還元率8% |
年間50〜100万円未満の利用の場合 | 翌年度に購入額から8%の割引 | 翌年度から還元率8% | 翌年度から還元率8% |
年間100万円以上の利用の場合 | 翌年度に購入額から10%の割引 | 翌年度から還元率10% | 翌年度から還元率10% |
年間の利用額によって、割引率やポイント還元率が異なります。
<プレミアムカード>を所有している場合には、予想の年間利用額によって「割引タイプ」と「ポイントタイプ」どちらを選ぶべきか判断すべきでしょう。
ただし、年間50万円以上利用するのであれば、「割引タイプ」を選ぶことをおすすめします。
なぜなら、ポイント還元で受け取れるポイントには2年間の有効期限があるうえに、利用できるのは最低2,000ポイントからになり、下回った場合には切り捨てられてしまいます。
高島屋の外商顧客が受けれられるサービス②:メンバーズサロンの無料利用
高島屋では、メンバーズサロンを<ゴールドカード>と<プレミアムカード>の所有者で分けています。
店舗によっては<プレミアムカード>の外商サロンのみ用意があり、<ゴールドカード>所有者はプレミアム会員用サロンを利用できません。
メンバーズサロンでは無料でドリンクが提供されるほか、WiFiやコンセントを利用して簡単なデスクワークもできる環境が整えられています。
高島屋の外商顧客が受けれられるサービス③:駐車場の無料利用
高島屋の店舗によっては、駐車場が無料で利用できます。
無料で利用できる条件や利用可能時間は店舗や年間利用額、所有カードによって異なるため、各自利用する店舗にて確認してください。
たとえば、年間100万円以上利用している場合には駐車場が3時間無料で利用できるほか、当日利用の金額によって無料時間がプラスされることがあります。
ただし、年間利用額が100万円未満の場合には無料サービスが提供されないこともあり、条件はなかなか厳しいです。
高島屋の「プレミアム」外商優待が受けたい!なり方とは?
高島屋の<プレミアムカード>は完全招待制なので、所有するためにはまず下位の<ゴールドカード>を所有し、購入実績をおさめる必要があります。
購入実績として具体的なボーダーラインは公表されていませんが、基本的には年間100万円が必要と言われることが多いです。
なお、生活費など百貨店外での買い物は購入実績とはならず、百貨店での購入額だけがカウントされます。
ゴールドカードは、高島屋の公式ホームページからオンライン申込が可能です。
【注意】高島屋の外商カードは対象外のブランドが多い
高島屋の外商カードで高島屋ショッピングをする際、最大で10%の割引・還元が受けられるとお伝えしました。
しかし、割引や還元の対象外となるブランドも多いため、欲しいブランドが外商サービス対象外である場合にはお得度は減ってしまいます。
▼対象外のブランド例
- エルメス
- ロレックス
- パテックフィリップ
- ティファニー
- ヴァン・クリーフ&アーペル
- ルイ・ヴィトン
- ブルガリ
- シャネル
- カルティエ
など
他にも、ギフト券や送料、修理費用、ギフト用の箱、買い物袋などは対象外です。
とはいえ上記のような人気ブランドは、ほとんどの百貨店で優待の対象外になっています。
上記以外のブランドでの購入も楽しむという人であれば、そこまで気にするべきデメリットではないかもしれません。
【まとめ】高島屋の外商優待は「プレミアム」を目指そう!
高島屋の外商優待は、「プレミアム」カードを取得できればなかなかお得です。
年間100万円以上利用するのであれば年会費は無料になるため、所有しておいて損はないでしょう。
「プレミアム」は「ゴールド」所有者のなかから招待制なので、まずはゴールドカードの申し込みから始めてみてください。
一方で「ゴールド」から「プレミアム」に上がることが難しいのであれば、使い方によってはあまりお得さを感じないかもしれません。
どうしても高島屋にこだわりたい場合や、すでに高島屋の一般カードで実績がある場合でなければ、ほかにも優れている百貨店の外商カードが存在します。
たとえば「大丸松坂屋」の外商カードであれば、年間70万円以上の利用で最大11%の還元が受けられるほか、外商サロンが利用できるなどサービスが充実しています。
参考記事:大丸松坂屋の外商サービスがすごいって本当?お得意様カードの取得方法も解説
大丸松坂屋の外商カードも、公式サイトからオンライン申込が可能です。
詳しくは、下記公式サイトからご確認ください。
ぜひご自身にぴったりな外商カードを作って、百貨店での買い物をより有意義にしてください。