百貨店のお得意様である「外商顧客」になる手段のひとつに、「インビテーション(招待)を受ける」方法があります。
外商顧客になる手段として、今まではインビテーションを受けることが一般的だったのは事実です。
しかし最近では他にももっと手軽な手段があるため、インビテーションを待つ人は少なくなりました。
・外商のインビテーションを受ける方法とは?
・インビテーション以外で外商顧客になる手段とは?
・外商サービスがおすすめの百貨店とは?
外商顧客というと「超VIP」「大富豪」などのイメージがあるかもしれませんが、それはほんの一部です。
この記事では、外商のインビテーションを受けるためにすべきことや、インビテーションを受ける以外に外商顧客になる方法を、詳しく解説します。
外商顧客になりたい!インビテーションの取得方法とは?
外商顧客になりたいとき、百貨店からのインビテーションを受けるという手段はたしかに王道です。
インビテーションを受けるためのステップは、下記のとおりです。
- 外商になりたい百貨店を決める
- 百貨店の発行する一般カードを作る
- 一般カードで年間100万円の購入実績を作る
- インビテーションが送られてくる
それぞれのステップごとに、詳しく解説します。
外商インビテーションの受け方①:外商になりたい百貨店を決める
外商顧客になるためには、百貨店が発行する「外商カード」と呼ばれるクレジットカードを取得しなければなりません。
外商カードは審査がとても厳しいクレジットカードであり、誰にでも審査を通過できるわけではないからこそ、ステータスになるものです。
そこで、まずはどの百貨店の外商顧客になりたいかを決めていきましょう。
百貨店は1つに絞ることを強くおすすめします。
外商インビテーションの受け方②:百貨店の発行する一般カードを作る
百貨店を1つに絞ったら、その百貨店が発行している一般カードを作成します。
なおクレジットカードなので、複数のカードを同時に申し込みするのはNGです。
クレジットカード会社は信用情報を共有しており、審査を同時に出してしまうと不自然に見えるため、落とされてしまう可能性が高くなります。
一般カードは百貨店で作成できる窓口が用意されていることが多いですが、オンラインから申込可能な百貨店も増えています。
外商インビテーションの受け方③:一般カードで年間100万円の購入実績を作る
一般カードの審査に通り作成できたら、カードが自宅へ届くはずです。
多くの場合に届いたその日から利用し始められるので、百貨店へ行き年間100万円の購入を目安に買い物を楽しみましょう。
百貨店によって目安の購入金額は異なりますが、多くの場合に100万円が基準になっていると言われています。
ただし、百貨店の外で買い物をしたぶんについては購入実績にならないため、生活費の支払いは百貨店のカードでする必要はありません。
百貨店の一般カードはほとんどの場合、百貨店で買い物をすると還元率が1〜5%となっていますが、百貨店外での買い物では0.5%前後とかなり低還元率になることが多いです。
生活費など普段使いについては、より還元率の高いクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
参考記事:【迷ったらコレ】外商カードは大丸松坂屋お得意様ゴールドカード!普段使いはUCプラチナカードが良い理由
外商インビテーションの受け方④:インビテーションが送られてくる
百貨店の一般カードで年間100万円ほどの買い物をすると、自宅へインビテーションが送られてきます。
一般カードでの購入実績を確認した外商部門が、お得意様としてふさわしい可能性のある顧客へインビテーションとして、外商カードの申込書を送付していることが多いです。
インビテーションは申込書であり、外商カードを作るかどうかは本人が決めることができます。
また、あくまで招待状としての申込書なので、申込内容が百貨店側の水準を下回っていた場合には、申し込みをしても審査に落ちてしまいます。
外商インビテーションが来たのに審査に落ちた!どうすれば良い?
百貨店それぞれが審査基準を設定しており、内容は非公開となっているため、どうして落ちてしまったのかを考察する必要はあるでしょう。
審査落ちをするということは基本的に、百貨店からの信用要件を満たしていないということです。
- 年収が低すぎる
- 年収が安定していない
- 勤続年数が少ない
- 役職や勤続年数に対し年収が不自然
- 滞納や借金の内容が深刻
上記のような内容は、審査を厳しくしてしまいやすいため要注意です。
ただし、審査に落ちるケースは珍しくないため、落ち込む必要はありません。
最近では、インビテーションを待たず自分から申し込みができる百貨店も多いので、ご縁のある百貨店を探し直すのも良い手でしょう。
あるいは、さらに購入実績を積み百貨店からの信用を高め、その間に審査落ちの原因を改善しておくのも良いですね。
外商顧客になりたい!インビテーション以外の手段とは?
外商顧客になりたいとき、百貨店からのインビテーション以外にも手段はあります。
- 知人からの紹介
- オンライン申込
- 物件の購入
それぞれの手段について、詳しく解説します。
外商顧客になる手段①:知人からの紹介
すでに外商顧客である知人がいるのであれば、紹介してもらうことも可能です。
百貨店に「外商顧客として紹介したい人がいる」ことを伝えてもらい、自宅までインビテーションを送付してもらえるようお願いしてみましょう。
外商顧客になると担当の外商員がつくため、担当の外商員へお願いしてもらう形になるはずです。
知人には、本名と住所を伝えておきましょう。
ただし、知人の紹介とはいえ必ず審査に通過できるとは限りません。
外商顧客になる手段②:オンライン申込
最近では、オンラインから申込を可能としている百貨店も多いです。
百貨店の公式ホームページからオンライン申込が可能です。
たとえば、当サイトでおすすめしている「大丸松坂屋」の外商カード「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」も、オンライン申込が可能な外商カードです。
外商顧客になる手段③:物件の購入
物件を購入したタイミングで、自宅のポストへDM(ダイレクトメール)が届くことがあります。
生活圏内にある百貨店や、不動産会社が提携している百貨店からのインビテーションであるはずなので、引っ越し後に活用しやすいはずです。
なお、こちらもインビテーションではありますが、申込をするための機会が与えられるだけなので、必ず審査に通過できるわけではありません。
【まとめ】外商のインビテーションは購入実績をつけると来る!
外商顧客になりたいとき、どうしてもインビテーションを待たなければならないのであれば、購入実績を作るのが王道の手段です。
あるいは、知り合いに外商顧客がいるのであれば、招待状を送ってもらうよう頼んでみましょう。
今となっては、外商顧客になるためにインビテーションを受けなければならない、ということはありません。
オンラインから申込ができる外商カードも多いため、比較的気軽に外商顧客になることが可能です。
外商顧客になりたいのであれば、気軽にオンライン申込を試してみてはいかがでしょうか。
当サイトのおすすめは、「大丸松坂屋」の外商カード「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」です。
還元率が最大11%なので、たとえば100万円の買い物をすれば11万円ぶんお得になるなど、外商サービスの内容が他の百貨店と比べても魅力的です。
オンラインから申込も可能なので、外商カードの詳細は公式サイトからご確認ください。
大丸松坂屋の外商カードについて、詳しくまとめた記事もご用意しております。
どの外商カードを選ぶべきか悩んでいるかたは、ぜひご活用ください。
参考記事:大丸松坂屋の外商サービスがすごいって本当?お得意様カードの取得方法も解説