世界的に有名な時計ブランド「ロレックス」は、百貨店での取り扱いはあるものの、どの店舗でも品薄状態が続いています。
ロレックスには複数の人気モデルがあり、「オイスターパーペチュアル」もそのひとつです。
百貨店のお得意様である外商顧客であれば、多くのハイブランドで優遇され、一般顧客と比べると購入しやすくなる傾向があります。
しかし「ロレックス」は外商優待の対象とはなっておらず、外商顧客だからという理由だけでは、優先的にロレックスを購入できる機会は巡ってこないでしょう。
とはいえ一般顧客でいるよりは、外商顧客のほうが出会える確率は上がります。
・オイスターパーペチュアルが外商でも購入しづらい理由
・外商顧客としてロレックスを最短で購入する方法
・ロレックスは外商カードで購入すべき理由
ロレックスは、百貨店にも圧倒的に問い合わせが多い時計ブランドです。
ちょっと店頭に出向き「欲しい」と言ったら冷たく門前払いをされてしまった、という経験がある人も多いでしょう。
この記事では、ロレックスのオイスターパーペチュアルやそのほか人気モデルを購入したい人は、どうすれば最短ルートで欲しい時計に巡り会えるのかを、詳しくご紹介します。
ロレックスのオイスターパーペチュアルは外商でも購入は難しい
ロレックスには多くの人気モデルがあり、いずれも高品質で世界的に知名度があります。
そこで「トップレベルに人気のデイトナやサブマリーナじゃなければ手に入るのでは?」と思う人もいるようですが、そんなことはありません。
「オイスターパーぺチュアル」は定価で購入すれば100万円を下回り、現行モデルでもっとも安いコレクションと言われています。
手に入りやすいとされることもありますが、それはあくまで価格帯が安いからというだけであり、人気がなく出回る数が多いため手に入りやすい、というわけではありません。
ロレックスで人気の高いモデルといえば、たとえば下記があげられるでしょう。
- コスモグラフ デイトナ
- エクスプローラー
- サブマリーナー
- デイトジャスト
- GMTマスター Ⅱ
- シーデゥエラー
- エアキング
- ヨットマスター
- デイデイト
- オイスター パーペチュアル
ロレックスの時計というだけで人気が高いため、百貨店からはたとえ外商顧客であっても「優先的なご用意はできません」と言われているのが現状です。
そこで例外があるとすれば、それは「外商顧客の中でもトップレベルのVIPであること」です。
外商でもロレックスの購入を優遇されない理由とは?
外商でもロレックスの購入が優遇されない理由は、ロレックスが独自の顧客を大切にしており、百貨店にとってのお得意様とは別として扱っているからです。
そもそもロレックスは百貨店の経営に依存することなく、独自の経営方針を大切にしています。
百貨店の外商顧客は一般顧客と比べて巨額のお金を使う傾向があるからこそ、多くのハイブランドにとっても大切な顧客として認識しサービスを提供することが多いです。
一方でロレックスは、簡単にいえば「百貨店に媚びを売らずとも商品が売れる」という状況だからこそ、百貨店にとってのお得意様である外商顧客を特別視しないのでしょう。
ロレックスは外商イベントにも参加しない!
外商顧客になると、ホテルなどの会場を貸し切っておこなわれる「外商イベント」へ招待されます。
多くの名だたるハイブランドが参加し、おすすめの商品を外商顧客に向けて提供する一方で、ロレックスは外商イベントへの参加をしません。
常に品薄状態であることもふまえると、このような外商イベントで百貨店の集客力を頼る必要もなく、外商顧客を特別待遇しない姿勢であることがわかります。
【真実】外商ならロレックスも購入しやすい時代はあった
かつては、外商を通すことでロレックスが購入しやすい時代もあったのが事実です。
2017年ごろまでは、外商を通してロレックスを取り寄せてもらえたうえに、割引を受けて外商価格で購入できた、と言う経験者の声も多く見受けられました。
しかしその後、ロレックスの人気は上昇し世界的に品薄になっていったこともあり、入手自体が困難になって今にいたります。
つまり、あの頃「欲しいけどどうしよう…」と買い渋っていた人たちは今頃、入手すらできない状況に驚いていることでしょう。
現在はまだ品薄状態が続いていますが、また外商を優遇してもらえる時代が来る可能性は、ないとは言い切れません。
ロレックスは特に日本で人気!理由はコスパ面
ロレックスは外商を通して購入することで、直接的に割引や優遇が受けられる時代ではなくなりました。
なぜロレックスがそこまで人気になったかというと、価格帯の安さと比べて品質が良いことがおもな理由です。
つまり、ロレックスは最高級レベルの時計ではなく、「コスパ重視」という点で人気が上がったと言えるでしょう。
ロレックスは日本で人気の時計ブランド!最高峰なら他にある
ロレックスは「世界4大時計ブランド」に入っていません。
さらに、世界4大ブランドに2ブランド加えて「世界6大ブランド」と名を挙げられるブランドにも入っていません。
しかし日本の百貨店への問い合わせ数は、ロレックスがトップレベルなのだとか。
▼世界4大時計ブランド
- パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE)
- ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)
- オーデマ・ピゲ(AUDEMARS PIGUET)
- ランゲ&ゾーネ(A.LANGE & SOHNE)
▼世界6大時計ブランド(上記と合わせて6つ)
- ブレゲ(BREGUET)
- ジャガー・ルクルト(JAEGER LE COULTRE)
上記の世界6大時計ブランドのなかには、外商の力を使うことで入手しやすくなるものも入っています。
日本国内での知名度や人気度が世界全体のものとは異なる、というのはよくある話ですが、日本国内の男性に人気があるのは、下記の3ブランドです。
▼日本人男性に人気の3大ブランド
- ロレックス
- オメガ
- タグ・ホイヤー
上記はいずれもスイス製であり、たしかに品質が高く歴史もある、優れたブランドです。
しかしこのようなブランドは実は「最高峰」に位置するブランドではなく、どちらかといえば「時計ブランドのさわりの部分」に位置するブランドとされています。
世界4大ブランドの時計が1本1,000万円を超えるものが珍しくないことと比べると、品質と価格のバランスが良く、手に入れやすいブランドであるのが「ロレックス」なのかもしれません。
ロレックスは外商を通して購入すべき理由とは?
ロレックスに限らずどの時計ブランドでも、外商をとおして買い物をすることで「購入実績」として加算されます。
購入実績が上がることで翌年に受けられる割引額が高くなるため、たとえ直接的に割引が受けられなくても、高額な買い物になるロレックスは外商を通して買わなければ損です。
さらに、「外商顧客でもロレックスの入手は難しい」とは言われるものの、百貨店でロレックスを購入するためにはコツがあり、おさえておくことで手に入る可能性が上がります。
詳しくは下記の記事で解説しているので、「どうしてもロレックスが欲しい!」というかたは合わせてご確認ください。
参考記事:外商ならロレックスを定価で購入できる?正規店で購入する方法を解説
【まとめ】ロレックスは外商を通して購入を目指そう!
ロレックスは外商をとおすことで、購入への兆しが見えるようになるかもしれません。
今までと比べて「外商だから」というだけではロレックスが手に入りにくくなっているのは事実ですがそれでも、名もしれない一般顧客としてロレックスに足を運ぶよりはるかに有利です。
なお、ロレックス購入を目指して外商顧客になるのであれば、おすすめは「大丸松坂屋」です。
大丸松坂屋でロレックスを購入する場合の具体的なステップは、下記の記事でご紹介しています。
参考記事:大丸松坂屋の外商ならロレックスが買える?購入までのステップとは?