関西を中心に名を轟かせる大手百貨店のひとつ「阪急百貨店」では、外商顧客だけが取得できるハイステータスな外商カード「阪急阪神お得意様カードプレミアム」を発行しています。
年会費が無料のハウスカードであり、持っていれば100%お得な、大人気の外商カードの一つです。
関西エリアに住んでいるなら、ひとまず取得を試みて損はないでしょう。
・阪急百貨店の外商顧客の年収基準はいくら?
・阪急百貨店の外商顧客になる条件とは?
・阪急百貨店の外商カードの取得方法とは?
阪急百貨店の外商カードは取得が簡単ではありませんが、そのぶん取得できればお得感が大きいです。
この記事では、阪急百貨店の外商顧客になりたい人に向けて、阪急百貨店の外商顧客になるために必要な年収や条件、外商カードの取得方法を詳しく解説します。
阪急百貨店の外商顧客として必要な年収基準とは?
阪急百貨店の外商顧客になりたい場合、必要な年収はいくらでしょうか?
公式に発表されているわけではありませんが、基準はとても高いことが予想されており、年収1,000万円はボーダーラインになるのではないかと考えられます。
条件として設定されているわけではないため、インビテーションが届いた際には自信を持って記載をすればOKです。
ただし、嘘をついても簡単にバレてしまううえに、一度嘘がバレてしまえばブラックリスト入りの可能性もあるので、必ず真実だけを記載してください。
阪急百貨店の外商カード「ハウスカード」とは?
阪急百貨店は外商カードとして、「ハウスカード」を採用しています。
「ハウスカード」とはクレジットカードの種類のひとつですが、クレジットカード会社を通していないのが特徴です。
つまり、クレジットカード会社である「VISA」や「JCB」などと提携しておらず、発行する企業がカード利用で必要な一連の責任を負います。
ハウスカードの場合は一般的なクレジットカードと違い、発行する企業でしか利用できないことがほとんどです。
阪急百貨店は「JCB」と提携していますが、一般的なクレジットカードとして利用できるわけではない点を加味したうえで「ハウスカード」である、としています。
ハウスカードはどんな企業でも作成できるわけではないため、阪急百貨店は百貨店の中でもハイレベルな百貨店であると言えるでしょう。
阪急百貨店の外商顧客になりたい!条件とは?
阪急百貨店は、外商カードの審査基準を公表していません。
しかし、阪急百貨店の外商カード申込書の記載例や記入欄を参考に、申込者のイメージ像を抽出すると下記の通りになります。
- 年収記載額2,000万円
- 持ち家がある
- 配偶者や子供がいる
- 勤続年数20年
- 従業員数100人
上記の情報から察する限りだと、会社へ勤めて20年で年収2,000万円の役員レベルであり、持ち家もあり家族がいる、という人物像が浮かびあがります。
あくまで申込書の記載例を紹介しているため、上記が絶対条件とは限りませんが、一定の指標にはなるのではないでしょうか。
阪急百貨店の外商顧客になりたい!取得方法とは?
阪急百貨店の外商顧客は、完全招待制です。
つまり、自分から申し込みをすることができません。
百貨店から外商顧客としての招待を受けるためには、「百貨店にとって自分は有能な顧客である」というアピールをする必要があります。
▼阪急百貨店で外商顧客になるまでのステップ
- 阪急百貨店の提供する一般カードを作成する
- カードで百貨店の購入実績をつける
- 年間100万円の購入実績を目指す
- 百貨店から外商カードの招待状が届く
- 外商カードの申し込みをし審査を受ける
- 審査に通過し外商カードを受け取る
阪急百貨店で発行するクレジットカードを作成したら、年間100万円をボーダーラインとして購入実績をつけましょう。
年間いくらの購入実績があると声がかけられるか、という条件も存在していませんが、審査基準が高いことを前提に考えると、最低でも100万円がボーダーラインと考えられます。
阪急百貨店の外商顧客になると受けられるサービスとは?
阪急百貨店の外商顧客になると、たとえば下記のようなサービスを受けられるようになります。
- 買い物時の高還元優遇
- キッズルームの無料時間対応
- 無料のクロークサービス
- 提携企業サービスの優待
無料で所有できるカードであるにもかかわらず、内容はかなり手厚いものになっています。
それぞれのサービスについて、詳しく解説します。
阪急百貨店の外商サービス例①:買い物時の高還元優遇
阪急百貨店の外商顧客になると、阪急・阪神百貨店での買い物時に10%の優待割引があります。
一部のブランドでは対象外ですが、ほとんどのブランドで適応されます。
素晴らしいのが、たとえ現金や商品券を利用した場合にも、優待割引の対象となることです。
ほとんどの百貨店で、外商カード利用時に還元対象となるため、阪急百貨店では外商顧客としての地位が確立されていることがわかります。
阪急百貨店の外商サービス例②:キッズルームの無料時間対応
子供を連れている場合にも、最大で2時間までキッズルームが無料で利用できます。
キッズルームには保育士さんが常駐しており、安心して大切な子供を預けつつショッピングを楽しめるのが魅力です。
なお、利用可能時間は10時〜18時まで、事前に予約をして利用する必要があります。
阪急百貨店の外商サービス例③:無料のクロークサービス
貴重品や生鮮食品などの一部受付不可なものをのぞき、無料で荷物をクロークサービスに預けいれすることができます。
たとえば冬場にかさばるコートや、旅行帰りのキャリーケースなどを預けいれておけば、身軽に買い物を楽しむことが可能です。
百貨店での購入品もまとめて預けておくことができるので、帰り際には商品を受け取る、あるいは配達サービスを利用するなど、快適な選択ができるのも魅力でしょう。
阪急百貨店の外商サービス例④:提携企業サービスの優待
提携している企業のサービスを、優待価格で利用することができます。
たとえば、阪急交通社のサービスであれば割引3%、阪急阪神第一ホテルグループの宿泊料やレストラン利用料の割引10%〜など…
阪急サービスを日頃から利用している人であれば、かなり有効活用ができるのではないでしょうか。
阪急百貨店の外商カードの注意点とは?
阪急百貨店の外商カードは、所有しているだけでかなり大きな優待があり完全にお得です。
ただし、クレジットカード機能を有していないため、阪急百貨店以外での支払いができません。
また、クレジットカードのようにポイントが貯まるわけでもありません。
ポイント還元と支払いを目的としたクレジットカードは、別途で用意しておくと良いでしょう。
【まとめ】阪急百貨店の外商になりたい!年収は高いほど◎
阪急百貨店の外商顧客になるための条件は、公式で公表されていません。
しかし、申込書から判断する限りでは、社会的信頼が相当あつい人でなければ作成は難しいかもしれません。
とはいえまずは、阪急百貨店の外商顧客になるために招待を受ける必要があります。
阪急百貨店からの信頼を得るために、阪急阪神グループが発行する一般カードの作成から始めましょう。
カードが届いたら、年間100万円の購入実績をつむことを目指してみてください。
阪急百貨店のカードについて、詳しくは公式ホームページからご確認をどうぞ。