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外商になるメリット・デメリットとは?どんなサービスが受けられる?解説

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百貨店のお得意様である「外商顧客」になると、一般顧客では受けられないサービスが楽しめるというのは有名な話ですね。

サービスの詳しい内容は非公開であることがほとんどで、顧客によって異なると言われています。

ステキなサービスであれば嬉しいものですが、人それぞれが喜ぶサービスは異なるものだからこそ、パーソナライズされたサービスが受けられるのも外商の魅力の一つでしょう。

この記事の結論

・外商になるメリットは百貨店が好きな人ほど大きい

・百貨店を使わないなら年会費が無駄になる

・外商顧客になるには百貨店からの招待が必要

「外商顧客になる」というのは一般的に、百貨店の発行する「外商クレジットカード」を取得するということです。

外商カードと呼ばれる特別なカードであり、審査に通過できた一部の人だけが所有を許されています。

外商顧客の受けられるサービスはとても魅力的ですが、そもそも百貨店で買い物をしない人にとっては外商顧客になるメリットはありません。

ステータスのためだけに外商顧客になろうとしているなら、もっと便利なクレジットカードを作るなど、他にも方法はあるでしょう。

一方で百貨店を頻繁に利用するなら、持っていないと損です。

この記事では、外商顧客になるメリットを詳しく解説します。

外商顧客になるメリットとは?

外商顧客のメリットは百貨店それぞれサービス内容が異なるため、一概には言えません。

とはいえ、多くの百貨店が下記のサービスを取り入れています。

  1. 特別割引を受けられる
  2. 商品購入が優遇される
  3. 極秘イベントに招かれる
  4. 駐車場が無料で使える
  5. VIPルームが使える

いずれの一般顧客では利用できないサービスなので、百貨店を多く利用する人ならとても嬉しい内容です。

外商顧客になるメリットは、百貨店を使えば使うほど大きくなります。

メリットを詳しく解説します。

外商顧客のメリット①:特別割引を受けられる

外商顧客として、一般顧客にはない特別割引を受けることができます。

百貨店が独自で割引期間を用意することは珍しく、ブランドそれぞれがセール品を売らなければ、百貨店商品を安く手に入れることは基本的にできません。

外商顧客になれば、多くの場合に最大で10%の割引を受けることが可能です。

たとえば10万円分の買い物をした場合、10%割引があれば1万円やすくなります。

外商顧客になる人は基本的に百貨店で頻繁に買い物をする人なので、総計として大きな額がお得になるはずです。

外商顧客のメリット②:商品購入が優遇される

外商顧客になると、それぞれに担当の外商員がつきます。

商品を購入する際には、店頭なら担当外商員が付き添うことになるでしょう。

さらに外商員を介することで、指定の希望品を優先的に購入できることがあります

場合によっては店頭にはなかなか出回らない希少価値の高いものも、優先的に見つけ出して紹介してくれることも。

エルメスやロレックスなどの一部対象外となるブランドもありますが、好みのブランドがある場合には外商員だけでなく、店舗スタッフとも仲良くしておくと◎。

百貨店に行かなくても自宅まで商品を持ってきてくれるので、お目当ての商品があるときには担当外商員にお願いしておきましょう。

外商顧客のメリット③:極秘イベントに招かれる

百貨店は、一般には公開していない極秘イベントをおこなっています。

外商顧客だけを招待する販売会であることが多く、場合によっては歌手やタレントを呼ぶパーティもおこなっているのだとか。

ホテルなどを貸し切り、カメラや取材の立ち入りも一切禁止なので、真相は参加した人だけが知ることができます。

販売会では市場になかなか出回らない希少な上等品が当然のようにたちならぶ他、特別なオーダーメイドをおこなうなど、外商顧客が満足できる環境が整っています。

外商顧客のメリット④:駐車場が無料で使える

多くの百貨店が、外商顧客に駐車場を無料で貸し出しています。

時間制限が設けられている百貨店もありますが、百貨店に何十時間も居座るという人は珍しいはずなので、あまり心配する必要はありません。

場合によっては百貨店利用をしなくても無料で駐車場を貸し出しているため、百貨店の近隣カフェやレストランに立ち寄るためだけに駐車場利用をしても良いでしょう

外商顧客のメリット⑤:VIPルームが使える

百貨店の多くが、外商顧客専用のVIPルームを用意しています。

専用VIPルームでは無料のドリンクサービスや、クロークサービス、コンセントの提供などがあり、ゆっくりとくつろげる環境が整っていることが多いです。

ハイレベルの外商顧客になると専用の試着室なども利用でき、VIPルームで商品をゆっくりと選ぶこともできることがあります。

外商顧客になるデメリットとは?

外商顧客になるメリットは多いですが、一方でデメリットもあります。

  1. 年会費がかかる
  2. 高還元率とは限らない
  3. 百貨店以外での恩恵が少ない

結論としては、百貨店を多く利用しないなら、外商顧客になっても仕方ありません。

デメリットについて、詳しく解説します。

外商顧客のデメリット①:年会費がかかる

外商顧客であるということは、外商カードを所有しているということです。

外商カードは一般的なクレジットカードと同様に、年会費がかかることがほとんどです。

一般的には年間11,000円と設定されていることが多く、百貨店で買い物をしないのであれば無駄になります。

百貨店ごとに外商顧客専用の還元率が設定されているため、いくら買い物をすればお得になるのか計算しておきましょう。

外商顧客のデメリット②:高還元率とは限らない

外商カードは基本的に、百貨店が発行する一般顧客向けの一般カードと比べると圧倒的に還元率が高いです。

しかし、年間購入額によって還元率が異なるよう設定されており、一定額以上の購入をしない場合にはお得度が低いということも

外商カードの一般的な最大還元率は10%ですが、多くの場合に年間100万円以上の購入が条件です。

大丸松坂屋のように年間購入額70万円から最大還元率が10%になり、最大還元率が11%という例外もありますが、かなり珍しいケースです。

参考記事:大丸松坂屋の外商サービスがすごいって本当?お得意様カードの取得方法も解説

外商顧客のデメリット③:百貨店以外での恩恵が少ない

百貨店の多くが、系列サービスの利用時に割引を設定しています。

しかし、系列サービス以外での買い物時には還元率が低いため、たとえば日用品や固定費の支払いには他会社のカードを利用した方が良いでしょう

なお還元率の対象となる年間購入額は、百貨店での買い物だけが反映されます。

さらに、百貨店の中でも対象とならないブランドがあるため、使用前に確認しましょう。

【まとめ】百貨店で買い物するほど外商顧客のメリットは大きい

百貨店で頻繁に購入する人であれば、百貨店の外商顧客になっておかないと損です。

購入するほど、そして百貨店や系列会社サービスを利用するほどにお得になります。

なお、外商カードを取得するハードルは高く、誰でもなれるものではありません。

外商顧客になるためには基本的に、百貨店からの招待が必要です。

とはいえ、最近ではオンラインから自主的に申し込みができる百貨店も増えています。

申し込みができても審査基準をクリアしてなければ外商顧客にはなれませんが、まずは気になる百貨店の申込要件から確認してみてはいかがでしょうか。

これから百貨店を選ぶなら、おすすめは大丸松坂屋です。

詳しくは下記の記事でご紹介しているので、あわせてご活用ください。

参考記事:大丸松坂屋の外商サービスがすごいって本当?お得意様カードの取得方法も解説

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