高島屋の上位外商カード「タカシマヤカード<プレミアム>」、通称「プレミアムカード」。
年間100万円以上の利用があれば年会費が無料になるため、お得に所持できるカードです。
ただし完全招待制なので、所有するためには下位カードである「タカシマヤカード<ゴールド>」を取得し、購入実績を作らなくてはいけません。
・高島屋の外商「プレミアムカード」で重要なのは業種
・招待を受けても審査に通過できるとは限らない
・プレミアムカードは年間300万円以上の買い物をする人におすすめ
高島屋のプレミアムカードは、一定の業種の人にとっては取得が難しいものではありません。
一方で年収よりも業種が重要視される傾向があるため、社会的信用の高くない業種であれば取得は難しいです。
この記事では、高島屋の外商「プレミアムカード」の特徴からサービス内容、取得方法まで、詳しく解説します。
高島屋の外商「プレミアムカード」とは?主な特徴を解説
高島屋の外商「プレミアムカード」には、大きく分けて2タイプ存在します。
- ポイントタイプ
- 割引タイプ
それぞれ還元方法が「ポイント」であるか、直接購入額から「割引」になるかが異なります。
年間利用額が50万円未満の場合、ポイントであれば8%の還元率であることに対し、割引は5%のみ適用なので、ポイントタイプの方がお得です。
ただしポイントには実質24ヶ月の有効期限があるため、気にしながらショッピングしなくてはいけない点には注意です。
一方で50万円以上であれば還元率は同様に8%、100万円以上からは10%となり、おすすめは「割引タイプ」です。
▼高島屋の外商プレミアムカードの特徴
- 選べる「割引タイプ」がお得
- 年間100万円以上の利用で年会費が無料
- 完全招待制で自主申込は基本的に不可
- ゴールドカードよりもサービス内容が充実する
高島屋「プレミアムカード」を所有する人は毎年100万円以上の買い物をしていることが多いはずなので、「割引タイプ」を選ぶのがおすすめです。
高島屋の外商「プレミアムカード」と「ゴールドカード」との違い
高島屋の外商カードには、「タカシマヤカード<コールド>」と「タカシマヤカード<プレミアム>」が存在します。
プレミアムカードには「ポイントタイプ」と「割引タイプ」があるとお伝えしましたが、ゴールドカードは選択肢が「ポイントタイプ」だけです。
さらに、年間で100万円以上の百貨店利用があっても年会費の支払いが生じることや、サービス内容自体がプレミアムカードと比べると薄くなるのは残念なポイントでしょう。
なお、年会費は「プレミアムカード」と「ゴールドカード」どちらも11,000円(税込)で同じです。
年会費が無料になるのはプレミアムカードだけなので、やはりゴールドカードを所有するならプレミアムカードを目指したいところではないでしょうか。
高島屋の外商「プレミアムカード」のサービス内容とは?
高島屋の外商「プレミアムカード」を所有している場合に受けられるサービスは、下記のとおりです。
- プレミアムサロンの利用
- 購入品の自宅配送料無料
- 駐車場の無料利用サービス
それぞれの魅力について、詳しく解説します。
高島屋プレミアムカードのサービス①:プレミアムサロンの利用
高島屋では、ゴールドカードとプレミアムカードそれぞれの所有者が利用できるサロンをわけています。
ゴールドカード所有者は「プレミアムサロン」が利用できませんが、プレミアムカード所有者であれば「ゴールドサロン」に加え「プレミアムサロン」が利用できます。
サロン内ではいずれも、ドリンクサービスが受けられるゆったりとした環境になっているため、買い物の合間の休憩所として利用可能です。
高島屋プレミアムカードのサービス②:購入品の自宅配送料無料
一万円以上の購入をした場合、無料で自宅へ配送してもらえるサービスです。
たとえば重いものやかさばるものを購入した際にも、自分で持ち帰る必要がなくなります。
高島屋プレミアムカードのサービス③:駐車場の無料利用サービス
一部の高島屋店舗にて、一定条件をクリアすると無料で駐車場が利用できます。
今までは無条件に多数の高島屋店舗にて無料利用が可能でしたが、2022年の改悪により、現在は無料利用ができる店舗がへり、条件が厳しくなっています。
とはいえ、利用する店舗が駐車無料の対象店舗であれば、便利なサービスになるでしょう。
高島屋の外商「プレミアムカード」の取得方法とは?申込手順
高島屋の外商プレミアムカードは、完全招待制です。
取得するためには、高島屋の下位外商カード「タカシマヤ<ゴールド>」を所有している必要があります。
基本的には「タカシマヤ<ゴールド>」カードで年間300万円の購入があった場合に、招待が受けられると言われています。
「タカシマヤ<ゴールド>」カードは、公式ホームページから申込可能です。
高島屋の外商「プレミアムカード」は知人紹介も可能
原則としては、「タカシマヤ<ゴールド>」で購入実績を作り、百貨店から招待を受ける必要があります。
一方で、周りに「プレミアムカード」を所有している人がいるのであれば、所有者から招待を受けることも可能です。
ただし既存外商顧客からの招待といっても申込をして審査に通る必要があり、かならずプレミアムカードを所有できるとは限りません。
万が一審査に通らなかった場合のことまで視野に入れて、招待をお願いすべきか検討してみてください。
高島屋外商「プレミアムカード」の申込条件とは?
高島屋外商「プレミアムカード」に申込できる人の条件は、公式に発表されているわけではありません。
そこで、申込書を確認すると、下記のとおりです。
- 会社役員/会社員/公務員
- 会社経営/自由業/自営業
- 配偶者収入(本人収入なし)
- 年金/不動産による収入
- その他
さらに、会社勤めあるいは自営業のかたに向け、下記内容も記載する項目があります。
- 会社名あるいは屋号
- 所在地
- 電話番号
- 事業内容
- 所属部署(派遣あるいは出向先名)
- 本人年収
- 勤務開始年月
- 従業員数
- 年金や不動産収入の場合の該当項目
年収に関しては想定のみで確認が難しいこともふまえると、働き方や勤務先、勤務年数などから社会的信用があるかどうかを確認されている可能性が高いです。
なお、勤務先に電話で確認がとられるため、上記内容について嘘をつくことはおすすめしません。
【まとめ】高島屋の外商プレミアムカードは富裕層におすすめ!
高島屋の外商プレミアムカードは、取得条件が厳しいカードです。
年収というよりも、職業の基準をクリアしていることが重要でしょう。
外商プレミアムカードを取得したい場合には、まずは年間100万円の購入実績をつけてゴールドカードを作り、その後に年間300万円の購入実績をつける必要があります。
購入実績や職業基準をクリアしていれば取得は難しくありませんが、百貨店だけで高額の買い物をしない人にとっては不向きです。
このサイトでは他にも、ハイステータスな外商カードを複数紹介しています。
たとえば「大丸松坂屋」の外商ゴールドカードは、年間70万円以上の購入で優待割引が11%と、かなりお得です。
ほかの外商カードと比較しながら、自分にぴったりな1枚を見つけてみてください。