阪急阪神百貨店で利用できる外商カードは、審査難易度が高いぶんステータスとしても高い「ハウスカード」です。
一般的なクレジットカードとは違い、阪神阪急百貨店でだけ利用できるハウスカードとなっており、関西で百貨店を多く利用するのであれば活用しやすいはず。
・阪急阪神百貨店の外商カードとは?
・阪神阪急百貨店の外商カードの特徴
・阪神阪急百貨店の外商カードの取得手段
ただしハウスカードとはいえ、クレジットカードであれば「ブラックカード」に該当するような、一部の人にしか作成できないものです。
そこで今回は、阪急阪神百貨店でお得に買い物をしたいと考える方に向けて、阪急阪神百貨店の外商カードの特徴から、取得するための手段まで詳しく解説します。
阪急阪神百貨店の外商カードとは?特徴を解説
阪急阪神百貨店の外商カードは、年会費無料で利用できることもある上に、10%の外商割があることで人気が高いです。
しかし取得難易度としてはかなり高いと言われており、まさにステータスカードと呼べるでしょう。
阪急阪神百貨店の外商カードは、下記のような百貨店で利用することができます。
- 阪急うめだ本店
- 阪急メンズ東京
- 阪急メンズ大阪
- 阪急百貨店大井食品館
- 博多阪急
- 阪神百貨店
- あまがさき阪神
- 阪神・にしのみや など
外商カードを提示すると、会計額から10%を引いた9割の値段で請求があり、15日締め10日払いで銀行引き落としになります。
阪急阪神百貨店の「ハウスカード」とは?
阪急阪神百貨店は外商カードとして、一般的なクレジットカードではなく「ハウスカード」を採用しています。
ハウスカードとはクレジットカードの一種のことで、発行している企業やサービスに対してだけ利用できるカードのことです。
VISAやJCBなどの国際ブランドと連携しておらず、万が一利用者によりお金が払われなかった場合には、百貨店側が負債を回収しなくてはいけなくなります。
ただし阪神阪急百貨店の場合にはJCBと提携していることで、負債回収の代行をしてもらうことでリスク軽減をしており、立場としては完全なハウスカードとは異なると言えるでしょう。
審査についてはJCBが担当しており、そもそも招待を受けることが難しいため、取得する難易度は高いです。
阪急阪神百貨店の外商カードは優待が充実!
阪急阪神百貨店の外商カードは取得こそ難しいですが、優待サービスが豊富であるため取得を目指したいという人も多いです。
たとえば、下記のようなサービスを受けることができます。
- お得意様サロンの利用
- キッズルームの利用
- 荷物お預かりサービスの利用
- 百貨店外でのサービス
それぞれのサービスについて、特徴を解説します。
外商カードの特徴①:お得意様サロンの利用
阪急百貨店や阪神百貨店内にお得意様サロンがある場合、利用が無料になります。
お得意様サロンでは無料のドリンクサービスを受けることができ、ショッピング中の休憩にぴったりです。
すべてのお客様が利用できるわけではなく、該当する外商カードを所有している人だけが利用できます。
阪急阪神百貨店の発行しているクレジットカードや外商カードを持っている人だけが利用することができますが、お得意様サロンにもランク分けがあり、利用できる部屋も異なります。
限られた人だけが利用できるぶん、上位カードを持っている人のサロンほど混雑しにくいです。
外商カードの特徴②:キッズルームの利用
保育士が常駐しているキッズルームが無料、あるいは安く利用できます。
子供を預けておけば、子供が楽しんでいる間に安心してショッピングが楽しめます。
なお、キッズルームを利用する場合には事前の予約が必要なので、利用時間とあわせて該当百貨店に確認しましょう。
日頃は子供の面倒をつきっきりで見ているというご両親も、たまには息抜きに自分たちの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
外商カードの特徴③:荷物お預かりサービスの利用
荷物のお預かりサービスは、無制限あるいは制限時間内であれば無料で利用が可能です。
外商カードであれば無制限、下記でご紹介する「STACIAカード」であれば3時間までクロークサービスが無料で利用できます。
なおSTACIAカードとは外商カードを取得する前に作成できるクレジットカードのことで、有料ではありますが特典が多いです。
外商カードを取得したい場合にはまずSTACIAカードを入手する必要がありますが、無料になるサービスが多いため上手に活用しショッピングを楽しみましょう。
下記で詳しく解説します。
外商カードの特徴④:百貨店外でのサービス
阪急阪神百貨店外でも受けられるサービスがあります。
主に阪急阪神グループのサービスが手厚く、たとえば阪急交通社の航空券やホテル予約サービスが3%引きになるほか、阪神空港のパッケージツアーが3割引になることも。
ほかにも、阪急阪神グループが運営するレストランやホテルを安く利用できるようになるため、日頃から利用するサービスが多い人ほどお得です。
反対に、関東圏に住んでいる人の場合にはサービスの恩恵を受けにくいため、あまりおすすめできません。
阪急阪神グループのサービスを日頃から利用する人、百貨店でお得にショッピングをしたい人であれば、下記の流れを参考に外商カード取得を目指してみてください。
阪急阪神百貨店の外商カードを取得する方法とは?
阪急阪神百貨店で外商カードを取得したい場合、百貨店からの招待を受ける必要があります。
特に阪急阪神百貨店の外商カードはハウスカードであるため、相応の信頼度がない顧客は取得することができません。
招待を受けるためには、購入実績を作る必要があります。
購入実績を作る方法としては、阪急阪神グループの発行するクレジットカードを利用してお買い物をしなくてはいけません。
- エメラルドSTACIA PiTaPa
- ペルソナSTACIAアメリカンエキスプレス
基本的には、クレジットカードを上記2種類から選び、作成する必要があります。
それぞれのクレジットカードの特徴を、詳しく解説します。
阪急阪神百貨店のクレジットカード①:エメラルドSTACIA PiTaPa
年会費1,350円、最短3日発行が可能なクレジットカードです。
阪神阪急百貨店で3%の還元が受けられるので、外商カードを目指す方が最初に検討するとお得。
PiTaPa一体型なので、日頃の通勤でも活用しやすいのが◎。
阪急阪神百貨店のクレジットカード②:ペルソナSTACIAアメリカンエキスプレス
年会費15,120円、最短1週間発行が可能なクレジットカードです。
上記でご紹介したエメラルドの上位クレジットカードで、年会費が高いぶん最大11%の割引が受けられます。
他にも、手荷物を最大3時間無料で預かってもらえるなど、高額なクレジットカードとはいえお得なサービスが多いのが◎。
【まとめ】阪急阪神百貨店の外商カードは実績を積んで取得しよう
阪急阪神百貨店の外商カードは、ほかの百貨店の外商カードと比べても取得が難しいと言われています。
阪急阪神百貨店やグループにて頻繁に買い物をする人にとってはかなり便利ですが、まずは専用のクレジットカードを作成して購入実績をつみあげるのが手順です。
阪急阪神百貨店で外商カードの招待を受けることがあれば、だいたい審査には通ると言われています。
まずは招待を受けることを目指して、購入実績をつけてみてください。