外商カード

外商カードは年間購入額いくら必要?家に来てもらうための基準とは?

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「外商カード」は、百貨店のお得意様にしか取得できない、まさにハイステータスの象徴とも言えるクレジットカードです。

そもそも外商顧客になるような人は「大金持ち」というイメージがあるかもしれませんが、本当のところはどうなのでしょうか?

具体的には、年間購入額がいくらになると、外商カードを取得できると思いますか?

結論、百貨店によって基準が異なるので一概には言い切れませんが、目安は「年間100万円」であることが多いです。

しかし、外商員さんに家まで来てもらいたいというのであれば、それはまた別のお話。

気にすべきは「年間購入額」よりも、他にあります。

この記事でわかること

・外商カードを取得するために必要な購入額とは?

・外商員さんに自宅営業をしてもらうための基準とは?

・外商カードを持っていると受けられるサービスとは?

この記事では、外商カードを持ちたい人が今からなにをすれば良いのかがわかるよう、外商カード取得に必要な購入額から基準、注意点を詳しく解説します。

外商カードをゲットしたい!年間購入額はいくら必要?

外商カードをゲットするためには、年間100万円の購入が基準になることが多いです。

年間100万円購入を目指したい百貨店

  • 阪急阪神
  • 高島屋
  • 三越伊勢丹

なお、三越伊勢丹に関しては「外商カードレベル」のカード取得であれば、年間購入額100万円が最初のボーダーラインと言われています。

最上位ランクである完全招待制の外商カードを取得するためには、年間200万円以上の購入額が必要とされており、ハードルはかなり高いです。

一方で、「大丸松坂屋」の外商カードの内容を確認すると、年間70万円以上の購入で10%の最高還元率を享受できるとされており、外商カード取得のハードルも低めかもしれません

外商カードを持ってると家に来てもらえる?基準とは?

外商顧客が受けるサービスといえば、「家まで外商員が高級商品を持ってきて売る」という訪問営業ではないでしょうか。

しかし実は、外商カードを持っているからといって、すべての外商顧客の家へ外商員が訪問しにくるわけではありません。

外商員が家まで訪問して商品を紹介してもらえる外商顧客は、ほんの一握りです。

具体的には、「訪問営業されても購入できるレベル」の人の家にしか、訪問営業は来ません

外商員が自宅訪問し続けるには意味がある

外商員は自宅訪問をするために、商品を見繕い用意して、時間をかけて家まで訪れる必要があります。

わざわざ自宅へ訪れても購入してもらえない、というのであれば、自宅訪問をし続ける意味はありません。

外商員が自宅訪問をし続ける人の年間購入額は一概に言い切れませんが、「訪問されたら定期的に購入している」ことをふまえると、ある程度の懐の余裕が必要でしょう。

数字にするのであれば、年間200万円以上の購入額はボーダーラインと言えるはずです。

外商カードとは?どんなサービスが受けられるの?

外商カードを所有している人は、幅広いVIPサービスを受けられます。

一般の顧客では味わえないような特別サービスを受けられるからこそ、多少の年会費をかけてでも外商顧客になった方がお得と判断する人が多いです。

百貨店によってサービス内容は異なりますが、王道の例としては下記のようなサービスを受けられます。

  1. 駐車場の無料サービス
  2. 自宅配送無料サービス
  3. 百貨店系列店の優遇サービス
  4. 外商顧客専用のパーティーへ招待

どれも外商顧客にしか味わえない、リッチな体験そのものです。

それぞれの主な内容をご紹介します。

外商カードのサービス①:駐車場の無料サービス

外商顧客になることで、駐車場の無料サービスが使えるようになることが多いです。

百貨店は基本的に好立地にあるため、近辺に車を停めたいときにも駐車場代だけで高額になるでしょう。

百貨店によって条件が設定されていることもありますが、駐車場が数時間でも無料で利用できるのであれば、より気軽に買い物を楽しめるようになるはずです。

外商カードのサービス②:自宅配送無料サービス

百貨店での購入品を無料で自宅まで配送してもらえるサービスがつくことも多いです。

1万円以上の購入をした場合にのみ、などの条件がつくこともありますが、百貨店での買い物をしたいときにはまとめてしまうと決めておけば、特に問題はないでしょう。

たとえば大きめの家具を百貨店のブランドで揃えたいときや、かさばるコートを購入したときなどに、うまく活用していきたいサービスです。

外商カードのサービス③:百貨店系列店の優遇サービス

百貨店のグループ会社など提携している企業のサービスであれば、特別価格で利用できるとしていることも多いです。

多くの百貨店がレストランやホテルと提携しているため、日頃から百貨店系列店に統一しておくことで、お得度もアップさせることができるでしょう。

百貨店によってポイント還元となることと、割引となることがあるので確認してみてください。

外商カードのサービス④:外商顧客専用のパーティーへ招待

多くの百貨店が、外商顧客しか招待されることのないパーティーを開催しています。

完全に内密な状態で開かれているため、一般客は存在を知ることすら許されないパーティーです。

市場でお目にかかることも難しいレア商品や新商品を特別に購入させてもらえるなど、まさにVIPそのものという対応をしてもらえるのも魅力です。

外商カードを持ちたい!注意点とは?

キラキラと輝かしいステータスを持つ外商カードですが、持てれば良いというものでもありません。

所有する上での注意事項についてもご紹介しましょう。

  1. 毎年一定の購入額をキープする必要がある
  2. 割引対象にならないブランドがある

それぞれ詳しく解説します。

外商カード作成の注意点①:毎年一定の購入額をキープする必要がある

外商カードを1度取得したからといって、一生利用できるわけではありません。

使い続けるためには、毎年一定額以上の購入実績をつけなくてはいけないからです。

外商カードの所有に向いているのはやはり、百貨店を定期的に利用する人であると言えるでしょう。

外商カード作成の注意点②:割引対象にならないブランドがある

外商カードを利用すれば、外商優待として割引が利用できることも多いです。

しかし、割引対象にならないブランドも存在します

お目当てのブランドがある場合、「外商顧客になって、あのブランドをたくさん買ってやる!」と意気込むまえに、優待の対象になるブランドか確認してみることをおすすめします。

【まとめ】外商カードは年間購入額が高いほど取得可能性アップ

外商カードを取得するための、絶対的な条件が公表されている百貨店はありません。

しかし、確実に基準となっているのは、社会的信頼性です。

たとえば年収が3,000万円ある人でも、負債や滞納歴、不審な収入があれば、審査に通過できないこともあります。

一方で年収が600万円の人も、同じ会社に10年勤めており社会的信頼が厚ければ、審査に通過できるということも。

年間購入額はあくまで、招待を受けるためのボーダーラインです。

いくら購入すれば招待が受けられる、という決まりがあるわけではありませんが、購入額が高いほど招待を受けやすく、審査時にも加点になると考えられるでしょう。

これから外商カードを作成したいのであれば、まずは百貨店を1つにしぼり、該当百貨店の一般クレジットカードを作成することから始めてみてください。

参考記事:外商になるメリット・デメリットとは?どんなサービスが受けられる?解説

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