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外商員がつくために必要な年収はいくら?なる前に知りたい注意点とは?

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百貨店を継続利用していると、「外商インビテーション」が届くことがあります。

「外商顧客」といえば百貨店にとってのお得意様であり、誰にでもなれるものではありません。

「外商顧客って、私にもなれるの?」
「招待状が届いたけど、審査に通過するものなの?」
「軽い気持ちで外商顧客になって、大丈夫なの…?」

外商審査を受けられるというのは誇らしいことですが、上記のような不安がよぎることもあるでしょう。

結論、インビテーションがあったのであれば、審査を受けてみて損はありません。

今後も百貨店での買い物を楽しむ予定なのであれば、外商顧客である方がお得かどうか、サービス内容を確認して判断してみると良いでしょう。

この記事の結論

・外商顧客になるために必要なのは年収ではない

・百貨店のお得意様になるための覚悟とは?

・外商顧客になるメリットとデメリット

この記事では、外商顧客になるために必要なことや、外商顧客になる前に知っておきたいメリット・デメリットを詳しくご紹介します。

外商員がつくために必要な年収とは?1,000万円がボーダー?

外商インビテーションが届いた人のなかには、「年収1,000万円を満たしていないのに、なれるものなの…?」と不思議に思った人もいるでしょう。

たしかに外商顧客といえば、「お金持ち」というイメージがあるのは間違いではありません

年収1,000万円をボーダーラインとしている百貨店もあり、年収が高いほど外商顧客になりやすいのは事実でしょう。

とはいえ、実際の年収ボーダーラインは百貨店後ごとに設定しており、公開していることはほとんどありません

外商員がつくために大切なのは年収じゃない!

非公開とはいえ、一定の年収を絶対的なボーダーラインにしている百貨店はあるようです。

たとえば「近鉄百貨店」では、下記のような厳しい申込条件を設定しています。

  • 年収1,000万円を上回っているということ
  • 年齢が30歳以上であること
  • 同居家族がいること
  • 不動産を所有していること

近鉄百貨店ほど申込条件をはっきりとさせている百貨店は珍しいですが、申込書の内容がだいたい想定されている申込者である、と考えるのも良いでしょう。

たとえば「阪急百貨店」の外商申込書を確認すると、年収2,000万円を顧客像としているのがわかります。

外商員がつくのは一部の外商顧客だけ!年収も関係あり。

百貨店のお得意様である「外商顧客」になると、担当の外商員がつきます。

外商員は店頭での専属接客のほか、必要に応じて自宅へ訪問営業をするなど、顧客の希望へ耳を傾けるのがおもな仕事です。

では、外商顧客の審査では、どのような点を確認されるのでしょうか?

結論、総合的な「社会的信用」が高いかどうかが、判断基準になります

  • 年収が安定していること
  • 持ち家があること
  • 借金がないこと
  • 滞納歴がないこと
  • 勤務歴が5年以上であること
  • 社会的信用が高い職種であること

上記は、プラスとなりうる基本的な条件です。

さらに百貨店によっては、「大企業に勤めていること」などの厳しい条件を設定していることもあります。

年収1,000万円未満でも審査に通る?

年収1,000万円未満であっても、審査に通る可能性はじゅうぶんにあります。

特に、百貨店での購入実績がある場合には、年収に関わらず「お得意様」として外商顧客になれる可能性が高いです。

外商インビテーションは基本的に、年間100万円以上の買い物をした場合に届くことが多いです。

年収よりも、百貨店をどれほど愛用しているかによって「顧客確保」の意味で、外商顧客を歓迎している百貨店も増えています。

外商インビテーションが届いたのであれば、試しに審査を受けてみて損はないでしょう。

外商員とお付き合いするときの注意点とは?

外商員とお付き合いを始める、とは具体的に、どういうことなのでしょうか?

基本的に外商顧客になれば、誰にでも担当の外商員はつきます。

しかし、外商顧客としてどのようなサービスを受けられるかは、外商員との付き合い方によって異なります。

具体的には、外商員にしっかり接客を求めるのであれば、それなりに「お付き合い」としての買い物が必要です。

外商員は無料サービスではない?

外商顧客になると、担当の外商員がつきます。

たとえば外商員には、下記のようなお願いをすることで、百貨店での買い物を助けてもらえるのが魅力です。

  • 希望商品の取り寄せ
  • 急遽必要な商品の配達
  • レア商品の優先紹介
  • 自宅での訪問営業
  • 購入品の自宅配送手配

いずれも対応自体は無料であり、外商顧客だけの優待なので、本来はなんの気兼ねもなく利用して問題ありません。

しかし外商員としては、営業実績を伸ばしたいという本心があります。

利用するだけ利用して、百貨店や外商員の希望は完全無視、という付き合い方ばかりしていると、少々居心地が悪くなってしまうでしょう。

外商員がついても自分のペースで買い物すればOK

外商顧客になれば、担当の外商員がつきます。

とはいえ、外商員との距離感は、自分で調節して問題ありません

外商員からしっかりとサービスを受けたいのであれば、ある程度は外商員への恩返しをしたいもの。

一方で「自分の好きな買い物を、自分の好きなときにできれば良い」という人は、外商員からの手厚いサービスを受ける必要はないでしょう。

百貨店側としても、すべての外商顧客に莫大な買い物を期待しているわけではありません。

今までどおり買い物を楽しめるうえに、お得にポイントや割引が受けられて、外商顧客として受けられるサービスを堪能できるものだと考えておけばOKです。

外商カードを取得するためにできることとは?

外商カードを取得したいとき、できることは「身の回りの金融関係を整えておくこと」です。

一般的なクレジットカードを作るときと同様、社会的信用がない人が審査に通過するのは難しいです。

ただし、嘘をつくのは絶対にNG。

金融情報は各所が確認できるだけでなく、会社へ確認があるほか、明らかにあやしい情報がある場合にはブラックリスト入りする可能性がないとは言い切れません。

たとえば、入社後3年で役員になり年収1,000万円を超えている、などの情報は、極めて信用しづらいでしょう。

外商カードの審査に通過できなかった場合には、先に一般カードを作成し、購入実績を作ってから外商カードに申し込むのがおすすめです。

【まとめ】外商員がつくために重要なのは年収じゃない!

外商員がつくために重要なのは、年収ではありません。

年収はあくまで、社会的信用の判断要因のひとつに過ぎず、年収だけを理由に外商顧客になることを諦めるのはもったいないもの。

最近では、オンラインから自分で外商申込ができる百貨店も増えています。

若者の百貨店離れが進み、オンラインで買い物を完結させようとする人が増えていることも、百貨店が積極的に外商顧客を確保しようとする背景のひとつでしょう。

高級ブランドを店頭で購入することの安心感は、オンラインショッピングでは味わうことができません。

さらに外商顧客になれば、一般顧客では受けることのできないVIPなサービスを楽しめのも魅力です。

これからも百貨店でショッピングを楽しむのであれば、外商顧客としての優越感にひたりながら、百貨店と上手にお付き合いをしていくのも良いのではないでしょうか。

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