百貨店の外商は、どうやってつくものでしょうか?
外商のつく外商顧客は超富裕層にしかなれない、というイメージがあるかもしれませんが、実はそうでもありません。
手段としては結論、外商カードを入手することで、外商がつくようになります。
外商カードの審査は厳しいため、誰にでも入手できるものではありませんが、取得する可能性を高めることは誰にでもできます。
・外商は外商顧客になるとつくもの
・百貨店の外商カードを入手する方法は複数ある
・自分で申込ができる百貨店を活用するのがおすすめ
外商カードの取得方法は複数あるため、どの方法を選ぶかは自分次第です。
この記事では、どうやって外商をつければ良いのか疑問に思っている方に向けて、外商カードの作り方を詳しくご紹介します。
外商はどうやってつく?百貨店の外商顧客になる方法とは?
百貨店では、「外商顧客」になることで、外商がつくようになります。
外商顧客とは、外商専用のクレジットカード通称「外商カード」を所有している人のことです。
外商カードで百貨店ショッピングをすることで、高還元率でポイントが貯まるほか、割引が受けられるなど様々なメリットがあります。
外商カードを入手する方法は複数あり、おもに下記のとおりです。
- 外商顧客の知人から紹介を受ける
- 一般カードで購入実績を作り招待を受ける
- 自分で申し込みをする
- 不動産を購入し招待を受ける
上記いずれの方法でも、かならず申込用紙にて申込が必要になり、審査もあります。
それぞれの手段について、詳しく解説します。
どれが簡単か、という話ではなく、どうやって取得するのが自分に向いているか、という点を気にしながら確認してみてください。
外商をつける方法①:外商顧客の知人から紹介を受ける
もっとも手っ取り早い手段は、すでに外商顧客である知人から紹介を受けることです。
気になっている百貨店の外商顧客である、という知人がいるのであれば、招待してもらえないか聞いてみると良いでしょう。
外商顧客の知人には、外商担当者へ知人を紹介したい旨を伝えてもらいます。
実名や住所を知人経由で通達しておけば、外商担当者から自宅へ招待DMを送ってもらうことができるでしょう。
ただし、招待があったとしても、外商カードの審査に通過できなければ外商顧客になることはできません。
外商になるための審査が比較的通りやすくなる、という声もありますが、あくまでクレジットカードの審査なので、審査の内容が激的に変わるという期待はすべきではないでしょう。
また、紹介してくれた知人との関係性によっては、審査に通過できなかった場合に気まずくなるなどの可能性まで考えておくべきかもしれません。
外商をつける方法②:一般カードで購入実績を作り招待を受ける
百貨店はほとんどの場合に、外商カードの下位カードである「一般カード」を発行しています。
一般カードで購入実績をつけると、百貨店から招待を受けることがあります。
購入実績とは、基本的には年間100万円以上の購入が必要である、と言われることが多いです。
百貨店によって基準は異なりますが、必要な購入額について公開している百貨店はほとんどありません。
また、日頃の購入額に関してては購入実績とはならず、百貨店でのショッピング時にだけ適用となるので、人によってはハードルが高いかもしれません。
外商をつける方法③:自分で申し込みをする
百貨店によっては、自分から申し込みすることが可能です。
手段としては主に2つあり、オンラインサイトから申し込みが可能なケースと、百貨店の外商窓口へ足を運ばなくてはいけないケースがあります。
オンラインであれば、自宅からいますぐ申し込みが可能です。
たとえば、大丸松坂屋は人気の外商カード「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」を発行しており、公式サイトからオンライン申込ができます。
自分で申し込みをするのは、一番確実で無駄のない方法です。
外商をつける方法④:不動産を購入し招待を受ける
不動産を購入したタイミングで、百貨店から招待を受けることがあります。
特に高級住宅を購入すると、近隣の百貨店から招待があることが多いです。
あるいは、タワマンに引っ越しをしたタイミングで招待状が届くこともあります。
郵便ポストに招待DMが届いたときには、検討してみても良いでしょう。
とはいえこの場合にも審査があるので、必ず外商顧客になれるとは言えません。
外商はどうやってつく?年収が高くないと難しい?
外商顧客になる方法をご紹介しましたが、いずれも外商カードの審査を通過することが必須条件です。
外商審査に通過するために大切な要件の一つとして、年収があげられます。
しかし実際には、年収以外の部分についても着目されている傾向があります。
つまり、年収だけ高くても審査に通過できない可能性がある、ということです。
具体的には、下記のような要素が重要であるとされています。
- 年収
- 職業
- 持ち家
上記を総合的に判断した結果、社会的信用が百貨店の求める基準に達していれば、審査に通過できるということです。
ただし、基準値については明記されていないため、審査はあくまで百貨店が独自で判断します。
それぞれの要素で重視されていると言われるポイントを、詳しくご紹介します。
外商審査の重要ポイント①:年収
外商顧客にとって必要な年収は一般的に、1,000万円を目処にされることが多いです。
とはいえ百貨店によって基準値は異なり、申込の段階で制限年収が設定されていることもあります。
申込段階で特に制限年収が設定されていない場合には、判断の目安として申込書の記入例を確認すると良いでしょう。
百貨店によって、申込書の記入例として600万円前後と記載されていることがある一方で、2,000万円以上の金額が記載されていることもあります。
あくまで記入例なので、年収の制限を意味しているわけではありませんが、どのような人を対象として発行されているカードなのかを察することができるでしょう。
外商審査の重要ポイント②:職業
どのような仕事をしているかによっても、審査の通過率が変わると言われています。
たとえば、下記のような職業であれば比較的、審査に通過しやすいでしょう。
- 医者
- 大学教授
- 公務員
- 士業
- 経営者
- 大手企業CEO
社会信用度が高いと言われる職業であるほど、可能性は高まるでしょう。
ただし、勤務歴が3年未満である場合や、経営者の場合には創業し収入が安定してから5年未満の場合には、あまりメリットにはなりえないかもしれません。
外商審査の重要ポイント③:持ち家
持ち家の有無は申込段階で必須条件になっていなければ、なくても問題はありません。
とはいえ、持ち家があることにより社会的信用度は高くなるため、審査の通過率は上がると言えるでしょう。
あるいは、同居家族がいる場合には加点になる可能性が高いです。
自分が世帯主であり家主であるというケースはもちろん、親の持ち家で親と同居している場合にも、社会的信用度は高まるでしょう。
【まとめ】百貨店の外商はどうやってつく?外商カードを作ろう
「外商顧客は超富裕層に自然につくものであり、自分とは関係ないものだ」と思っている人も多かったかもしれませんが、案外そうでもありません。
百貨店を愛用しているなら、外商顧客になれる可能性は大いにあります。
おすすめは、オンラインで自主的に申し込みができる百貨店の外商カードです。
たとえば大丸松坂屋では、公式サイトからオンライン申込をすることで、審査に通過すれば初年度から外商顧客になることができます。
大丸松坂屋の外商カードについて、詳しくは下記の記事にまとめています。
参考記事:大丸松坂屋の外商サービスがすごいって本当?お得意様カードの取得方法も解説