とにかく入手が難しいことで知られている時計ブランド「ロレックス」。
超高額であるにもかかわらず購入希望者は右肩上がりであり、中古品は正規価格の何倍も高く市場を出回っているほどの人気をほこります。
そこで、「外商顧客になればロレックスを簡単に手に入れられるのでは…?」と考える人もいるでしょう。
たとえば百貨店のそごうには正規店のロレックス店舗が入っていますが、外商顧客であれば購入優遇などがあるのでしょうか?
結論、外商になってもロレックスをすぐに購入するのは難しいですが、一般顧客でいるよりも手に入りやすいです。
・外商顧客になればロレックスが手に入りやすくなる
・ロレックスが手に入りやすいとはいえ時間はかかる
・外商として購入するにはコツをおさえておくのが◎
この記事では、なぜ百貨店でもロレックスが購入できないのかから、そごうなど百貨店の外商顧客としてロレックスを購入したい場合のコツまで、詳しく解説します。
ロレックスが百貨店で購入できない理由とは?
ロレックスは百貨店で取り扱いのある、高級ブランドのひとつです。
しかしいざ店頭に行ってみると、「在庫がありません」の一点張りで購入にいたることはほとんどありません。
時計ひとつで数百万円という超高級ブランドだからこそ、意を決して購入しようとしているにも関わらず…なぜつねに在庫がない状態なのでしょうか?
主な理由は、下記の通りです。
- 職人技に時間がかかる
- ロレックスが流通量を調節している
- 常に需要が高い
理由それぞれについて、詳しく解説します。
ロレックスが購入できない理由①:職人技に時間がかかる
ロレックスが高級である理由のひとつが、職人が丁寧に部品を作り上げているからです。
機械で一斉に作り出すものと違い、職人それぞれの作業に時間がかかります。
大量生産ができないからこそ価値が高まりますが、作れる数にも限りがあります。
特にコロナ禍では、職人が働けないことから生産量が落ちました。
ロレックスが購入できない理由②:ロレックスが流通量を調節している
ロレックスがブランドとして、流通量を調節していると言われています。
多く出回るほど希少価値が下がり、市場価格も下がるため、ブランドとしての価値を保つのが難しくなります。
ロレックスはあえて大量に流通させないことで、「資産価値として保有したい」という希望者の数を調節しているということです。
ロレックスが購入できない理由③:常に需要が高い
ロレックスは高品質な時計であるうえで市場にほとんど出回らないことから、需要が絶えないブランドのひとつです。
なかなか手に入らないことにより、各地の店頭をまわって在庫確認をする「ロレックスマラソン」をする人も存在します。
さらに、中古市場では新品よりも高額で販売されることもあるほど、需要が右肩上がりです。
一度ロレックスを手に入れたことがある人でも「もうひとつ他のモデルが欲しい」と思ってしまうほどブランド自体の魅力も高く、需要が絶えません。
そごうの外商顧客になればロレックスが手に入りやすくなる?
外商顧客になればたしかに、一般顧客と比べて商品を優先的に紹介されることが多いです。
市場では見つけにくいような商品も、担当外商員に依頼をすれば取り寄せてくれることがあります。
しかし、そごうに限らずどの百貨店の外商顧客になっても、特別に優先してロレックスを回してもらえる、ということはほとんどありません。
なぜなら、ロレックスは独自のお得意様を抱えており、百貨店のお得意様を理由に優先することはないからです。
ロレックスは外商顧客にも入手は難しい!それでも有利です
外商顧客が特別に優先されることはないとはいえ、一般顧客と比べれば外商顧客の方が比較的、ロレックスを入手しやすい傾向があります。
主な理由は、ロレックスマラソンをする必要がなくなるからです。
外商顧客になると、担当の外商員がつきます。
外商員にロレックスが欲しいことを伝えておけば、ロレックスの在庫状況を確認して連絡をしてくれる可能性が高まるでしょう。
一方で一般顧客の場合には、店舗スタッフが電話で在庫状況を教えてくれるようなことはないため、定期的に店頭へ足を運んで確認する必要があります。
ロレックスを購入しているのはどんな人?外商顧客なの?
ロレックスの入手が極端に難しいとはいえ、入手できている人がいるのも事実です。
では、ロレックスを持っている人はいったいどのような人なのでしょうか?
- タイミングよく入店できた人
- ロレックスの既存客
それぞれの特徴について、詳しくお伝えします。
ロレックスの所有者①:タイミングよく入店できた人
ロレックスを入手するために大切なのは、タイミングです。
タイミングさえ良く来店できれば、入手できないことはありません。
しかし、そのような超ラッキーなことはほとんど起こらないからこそ、ロレックスマラソンをし続ける人が絶えない理由でしょう。
ロレックスの所有者②:ロレックスの既存客
ロレックスは、転売をしそうな人を警戒していると言われています。
転売目的ではないお客様を大切にするため、一度ロレックスで購入したことのあるお得意様に対しては、優先的に販売しているようです。
ロレックスを身につけて来店すると、ロレックスの在庫を紹介してもらいやすくなるため、既存客ほど複数のロレックスを持っている傾向があります。
ただしロレックスでは購入制限を設けており、購入後から一定期間が経過しないと新しいものを購入できない点は注意です。
そごうなど百貨店の外商顧客としてロレックスを手に入れるコツ
ロレックスを購入したいならコツは、欲しいモデルを具体的に決めて、具体的に担当外商員へ伝えておくことです。
たとえば「ロレックスの時計が欲しい」「人気モデルが欲しい」というだけでは、転売目的であると思われやすく話は回ってきません。
「ロレックスならなんでも良い」と伝えた方が、ロレックスの時計自体が手に入る可能性は高くなりそうですが、実際には「デイトナの黒文字盤が欲しい」など具体的に伝えるのがおすすめです。
外商員には常に目を光らせていてもらうこと、また日頃から外商員との関係性を良くしておくことも、ロレックスの時計を入手しやすくするコツと言えます。
そごうの外商顧客になる方法とは?
そごうの外商顧客になるためには、招待を受ける他ありません。
百貨店あるいは既存の外商顧客から招待を受ける必要があります。
周りに既存外商顧客である知り合いがいれば、招待を受けると良いでしょう。
とはいえ基本的には、百貨店から招待を受けるのが一般的です。
- そごうの一般カードを作る
- 一般カードで年間100万円以上の購入実績を作る
- そごうから招待を受ける
上記の通り招待を受け、外商カード取得の審査に通過できれば、外商顧客になることができます。
長い道のりに感じるかもしれませんが、外商顧客になるための近道は他にありません。
【まとめ】そごうなど百貨店の外商顧客になるのがロレックスまでの近道
ロレックスは外商顧客にも入手は難しいとはいえ、それでも一般顧客として入手を試みるよりは、入手しやすくなります。
まだそごうなどの百貨店をほとんど利用したことがないのであれば、まずは外商顧客になることを目指してみるのが、ロレックスへの最短ルートです。
あるいは、一般顧客としてロレックスに足しげく通い、タイミングを見計らうのがロレックス入手の唯一の手段と言えます。
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