高島屋は幅広く「外商カード」と呼ばれるカードを出していますが、「プラチナカード」は外商VIP向けのデビットカードです。
年会費は33,000円と高額ですが、そのぶん内容は充実しており、なるべくすぐに外商サービスを利用し始めたいという人にとって有力な選択肢なのではないでしょうか。
・高島屋の外商プラチナカードとは?
・高島屋の外商クレジットカードとの違いとは?
・高島屋外商プラチナカードを所有すべき人とは?
・高島屋の外商プラチナカードを取得する方法とは?
高島屋で「外商カード」というと一般的に、クレジットカード版である「タカシマヤカード<プレミアム>」をイメージする人が多いです。
しかし、デビットカードである「プラチナデビットカード」も、外商カードのひとつであると言って過言ではありません。
この記事では、高島屋の外商プラチナカードの特徴や、クレジットカード版の外商カードとの違い、外商プラチナカードの取得方法を詳しく解説します。
高島屋の外商プラチナカードとは?スペックや特徴を解説
高島屋の外商プラチナカードは、デビットカードとしては希少な外商プラチナカードです。
Sony Bank Walletをもとに機能が一体になったVISAデビット付きキャッシュカードなので、店頭での支払いはもちろん、国内外のATMから預金を引き出すことができます。
デビットカードなので審査はほとんど不要であり、条件さえクリアしていれば問題なく作成できるでしょう。
▼高島屋の外商プラチナカード作成の必要条件
- ソニー銀行の口座を所有または開設することに同意できる
- 引き落とし先の口座に33,000円以上の入金がある
- 満15歳以上である
なお、ソニー銀行の口座を所有することに手数料などはかかりません。
カード所有にあたりかかる基本的なコストは、高島屋の外商プラチナカードとしての年会費33,000円のみです。
▼高島屋外商プラチナカードの基本スペック
- 年会費:33,000円(税込)
- 有効期限:4年間
- VISAデビット1日最高利用額:200〜500万円
- VISAデビット1ヶ月最高利用額:500万円〜1,000万円
- 海外ATMからの1日引き出し上限:50万円〜100万円
- 海外ATMからの1ヶ月引き出し上限:50万円〜100万円
ソニー銀行内に預金している日本円は、外貨に自動換算し海外のATMから引き出すことも可能です。
高島屋の外商プラチナカードの魅力とは?
高島屋の外商プラチナカードを所有すると、たとえば下記のようなメリットがあります。
- 国内VISA加盟店で還元率2%
- 一部レストランで優待
- 海外1,400か所のラウンジ優待
いずれも高島屋の外商クレジットカードにはないサービスなので、あえてデビットカードを選びたい人にとって魅力的にうつるのではないでしょうか。
詳しく解説していきます。
外商プラチナカードの魅力①:国内VISA加盟店で還元率2%
高島屋での買い物時には、高島屋カードとして8%+ソニー銀行としての2%の合計10%還元が受けられます。
さらに国内のVISA加盟店で買い物をすると、ソニー銀行から2%のポイント付与を受けられる点が魅力です。
外商プラチナカードの魅力②:一部レストランで優待
高島屋にある一部のレストランで利用できる、サービス券が受け取れます。
ほとんどのお店でワンドリンクサービスが使えるものを発行しており、休憩の時間にお得に食事が楽しめるのが魅力です。
外商プラチナカードの魅力③:海外1,400か所のラウンジ優待
日本国内外にある空港1,400か所にあるラウンジを、年間6回まで実質無料で利用できます。
利用時には35アメリカドルを一度支払い、後々戻ってくるというシステムです。
海外への出張が多い人や、旅行が好きな人であれば、便利に活用できるでしょう。
高島屋の外商プラチナカードとプレミアムカードの違いとは?
高島屋の外商プラチナカードとプレミアムカードのおもな違いは、下記のとおりです。
▼プラチナカード
- カードタイプ:デビットカード
- 年会費:33,000円
- 審査の有無:無し
- 食品還元率:3%
- 空港ラウンジ利用:世界中1,400か所以上(実質年6回無料)
- 駐車場の無料利用:最大5時間まで無料
▼プレミアムカード
- カードタイプ:クレジットカード
- 年会費:11,000円
- 審査の有無:有り
- 食品還元率:1%
- 空港ラウンジ利用:主に国内のみ
- 駐車場の無料利用:利用条件付き
還元率については、どちらも最大10%です。
サービス内容としてはプレミアムクレジットカードと比較しても、プラチナデビットカードの方が手厚くなっている部分が多いです。
また、食品の還元率が外商カードの中では珍しく3%と、高還元が適用されているのも魅力です。
ただ、年会費がプレミアムクレジットカードが11,000円である一方、プラチナデビットカードは3倍の33,000円なので、食品で3%の還元があることは特別に目立にくいかもしれません。
高島屋の外商プラチナデビットカードはこんな人におすすめ!
高島屋の外商カードが欲しいなら、クレジットカードタイプの方がお得になるケースが多いです。
Sony Bank Wallet自体は無料で作成できるため、高島屋の外商カードサービスが付帯しているからといって利用する必要もありません。
そこで、高島屋の外商プラチナデビットカードがおすすめなのは下記のような人です。
- 外商カードが欲しいけど審査は厳しい人
- どうしてもクレジットカードを増やしたくない人
- 高島屋をお得に使いたいけどクレカは審査落ちした人
- クレカだとどうしても使いすぎてしまい制限したい人
- 年会費が気にならずサービス内容が充実したカードが欲しい人
- プラチナデビットカードのサービスをたっぷり利用できる人
百貨店の外商顧客として利用するだけである場合には、外商クレジットカードと外商プラチナデビットカードは大差ないかもしれません。
しかし外商プラチナデビットカードは年会費が高いぶん、百貨店外部のサービス内容も充実しています。
たとえば海外にある国際空港を頻繁に利用するのであれば、ラウンジを多く活用できるでしょう。
高島屋の外商プラチナカードを取得する方法とは?
高島屋の外商プラチナカードは、オンラインから申込が可能です。
利用規約に同意できれば、必要事項を記載して情報を送信するだけで、自宅へデビットカードが届きます。
【まとめ】高島屋の外商プラチナカードは便利なデビットカード
高島屋の外商プラチナカードは、年会費こそ33,000円と高額ですが、とても便利なデビットカードです。
外商カードを所有したいけれど、理由があってクレジットカードの作成が難しいときには、デビットカードを選択するのも良いのではないでしょうか。
とはいえ理由がないのであれば、クレジットカードを所有したほうが年会費が安く、サービス内容も外商クレジットカードと変わらないため、デビットカードを選ぶ必要はありません。
まずは、高島屋の外商クレジットカード「タカシマヤカード<ゴールド>」の取得を試みてみるのも、良いのではないでしょうか。
参考記事:【外商】高島屋のプレミアムカードが凄いって本当?メリット・デメリット