高島屋が外商カードのひとつとして提供している「プラチナデビットカード」。
名前のとおり、サービス内容がプラチナレベルのデビットカードです。
デビットカードなのでクレジットカード審査はなく、年会費の33,000円さえ支払えば誰でもプラチナデビットカードを所有することができます。
審査がないため「ステータスカード」と呼べるかどうかは、人により判断基準が異なるところでしょう。
しかし、年会費が高いぶんサービス内容がしっかり充実している点では、外商クレジットカードに劣らないと言えます。
・高島屋の外商プラチナデビットカードの特徴
・高島屋の外商プラチナデビットカードが向いている人
・高島屋の外商プラチナデビットカードのサービス内容
・高島屋の外商プラチナデビットカードの申込方法
どうしても高島屋の外商カードを所有したいけどクレジットカードの審査は厳しい、というときには、まず検討してみるべきカードでしょう。
この記事では、高島屋の外商プラチナデビットカードの特徴や、所有すべき人、サービス内容、申込方法を詳しく解説します。
高島屋の外商プラチナデビットカードとは?特徴を解説
高島屋の外商プラチナデビットカードは、高島屋のプラチナカードに値するサービスが付帯しています。
ソニー銀行のVISAデビット付きキャッシュカード「Sony Bank Wallet」が一体になったカードで、決済をすると即座にお金が引き落としされます。
▼高島屋プラチナデビットカードの基本スペック
- 年会費:33,000円
- 家族カード:作成不可
- ポイント還元:最大10%(内訳:高島屋8%・デビット2%)
- 海外旅行保険:最高1億円
- 国内旅行保険:最高5,000万円
Sony Bank Walletはキャッシュカードとして国内ATMで入出金ができるのはもちろん、海外のATMからも現地通貨を引き出せるのが魅力です。
事前に無料で海外通貨用の口座を開設しておく必要がありますが、海外旅行時には1枚持っておいて損はありません。
また、海外にある高島屋でも特典が利用できるため、国内外で高島屋を活用していきたい人にぴったりです。
高島屋の外商プラチナデビットカードが向いているのはどんな人?
高島屋の外商プラチナデビットカードが向いているのは、下記のような人です。
- 高島屋の外商クレジットカードの審査が難しい人
- 外商カードのサービスをどうしても利用したい人
- クレジットカードをこれ以上作りたくない人
- 年会費33,000円が気にならない人
- プラチナカードにこだわりたい人
高島屋のプラチナデビットカードは、一般的な外商クレジットカードと比較すると年会費がかなり高額です。
たとえば、ほとんど内容が同じ高島屋の外商クレジットカード「タカシマヤカードゴールド」の年会費は11,000円と、3分の1の年会費で利用可能です。
デビットカードであることにこだわりがないのであれば、まずは高島屋の外商クレジットカードから申し込みをして、審査が難しかった場合に選ぶのが良いのではないでしょうか。
高島屋の外商プラチナデビットカードのサービス内容を解説
高島屋の外商プラチナデビットカードは、サービス内容がかなり充実しています。
年会費33,000円と法人カードレベルに高額なだけあり、外商サービスとして求められる内容はすべて詰め込まれていると言っても過言ではないでしょう。
- メンバーズサロンの無料利用
- 駐車場の利用の優待
- レストランでの優待
- 高島屋購入品の無料郵送
- VISAプラチナサービス
それぞれについて、詳しく解説します。
高島屋プラチナデビットカードのサービス①:メンバーズサロンの無料利用
高島屋の一部店舗では、外商カードを所有している人だけが無料で利用できるメンバーズサロンを設置しています。
メンバーズサロンではフリードリンクのサービスがあるほか、Wi-Fiやコンセントの設置など、サロンごとに快適な空間が整えられています。
高島屋プラチナデビットカードのサービス②:駐車場の利用の優待
駐車場を3時間あるいは5時間まで無料で利用できる優待があります。
店舗によって無料の利用可能時間が異なるため、事前に確認してから利用することをおすすめします。
高島屋プラチナデビットカードのサービス③:レストランでの優待
高島屋の各店舗が指定するレストランや喫茶店にて、ドリンクサービスがつくことがあります。
ソフトドリンクのほかアルコールを提供するレストランもあるので、少しだけ得した気分になれるでしょう。
高島屋プラチナデビットカードのサービス④:高島屋購入品の無料郵送
高島屋で購入したものを、自宅へ無料で郵送することができるサービスも提供しています。
買い物をした売り場ごとに条件が異なり、たとえば生鮮品などは対象外となっているため、それぞれ確認することをおすすめします。
高級ブランドでかさばる買い物をしたときには、上手に活用できるのではないでしょうか。
高島屋プラチナデビットカードのサービス⑤:VISAプラチナサービス
旅行やゴルフの際に活用できるコンシェルジュサービスが、24時間365日対応しています。
初回の年会費が引き落としになってすぐに、会員特別価格で旅行やゴルフを楽しめるようになります。
高島屋の外商プラチナデビットカードの申込方法とは?作り方解説
高島屋プラチナデビットカードの申込は、高島屋の公式サイトで完結します。
下記の条件をクリアしていれば、ほとんどの場合に問題なく作成できるでしょう。
- 満15歳以上である
- ソニー銀行の口座を所有あるいは開設できる
- 引き落とし口座に33,000円以上の預金がある
- その他手数料に同意できる
すでに通常のSony Bank Walletを所有している場合には、申込が完了した段階で既存のカードが使えなくなります。
ソニー銀行の口座開設や維持は無料なので、高島屋のプラチナカードの利用料として年間33,000円がかかります。
なお、「海外のATMでも気軽に現金を引き落としたいだけ」という高島屋カードにこだわりがないならば、Sony Bank Wallet自体は無料で所有できるカードです。
申込条件について、詳しくは公式サイトからご確認ください。
【まとめ】高島屋の外商プラチナデビットカードは審査なし
高島屋の外商プラチナデビットカードは、審査不要で基本的に誰でも、すぐに開設することができます。
あくまでデビットカードなので、ほとんど審査がなくすぐに所有でき、年会費さえ払えばプラチナサービスを受けられるのがメリットです。
ただし、年会費は一般的な外商クレジットカードと比べて高めに設定されているのがデメリットでしょう。
外商サービスを利用するためにプラチナデビットカードを所有する価値があるのか、検討する必要があります。
このサイトでは、おすすめの百貨店や外商カードを複数紹介しています。
外商クレジットカードとしておすすめなのは、大丸松坂屋の「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」です。
年会費11,000円で、年間70万円以上の購入があると11%割引が受けられるようになるので、業界でもトップレベルにお得です。
詳しくは、下記の記事をご活用ください。
参考記事:大丸松坂屋の外商サービスがすごいって本当?お得意様カードの取得方法も解説
参考記事:三越伊勢丹の外商カードは便利?取得方法とは?スペックを解説
参考記事:高島屋の外商カードのメリットを解説!ポイント制と割引制どっちがお得?