百貨店の外商カードは世間で「ステータスカード」と呼ばれており、とても人気が高いです。
とはいえ、外商カードが人気の理由はもちろん、サービス内容も充実しているから。
そんな外商カードは以前に比べて、入手するまでの窓口が広くなったと言われています。
とはいえ入手のハードルが下がったわけではないため、ステータスカードとして名高いという点では、今でも変わりはありません。
・外商カードのステータスとは?
・外商顧客になる人の優遇とは?
・サービスの内容とは?
外商カードは誰にでも所有できるものではないからこそ、取得できる機会があれば挑戦して損はないでしょう。
実は最近では、外商カードを取得するための機会自体は多くなっており、若年層でも審査の申込自体はできるようになっています。
この記事では、外商カードがステータスカードと呼ばれる理由や、優遇サービスの内容、おすすめの外商カードを詳しく解説します。
外商カードのステータスとは?
所有することで外商顧客であることを証明する「外商カード」。
ステータスカードと呼ばれる理由は、誰にでも入手できるわけではないからです。
百貨店は一般カードとともに外商カードを発行しており、一般カードは比較的どのような人でも、本人や配偶者に安定収入さえあれば入手できる傾向があります。
一方で外商カードの場合には、百貨店が決める基準をクリアしていることが条件となり、その基準はとても厳しいです。
基準自体は公開されておらず、「この条件であれば絶対に通過できる」というラインも不明であることから、審査に申し込みをしてみないと審査基準を満たしているか分かりません。
ただし、今までは申し込みをすること自体のハードルが高かったことに対して、最近では申し込み自体の窓口が広くなったことで、外商顧客になるチャンスは増えたと言えます。
外商のステータスカードを取得する人はどんな人?
今まで「外商顧客」と言えば、60代前後のリッチな富裕層というイメージが強かったようです。
しかし最近では30〜40代の若手も外商顧客になることが多く、サービスも若手が楽しめるよう改善されています。
取得方法としても幅が広くなりつつあり、オンラインから申込を受け付けている百貨店も増え始めました。
今では「超富裕層」にしか外商顧客になれない、ということはなく、外商カードを持つ外商顧客にも幅広いレベルが存在しています。
具体的には、年間100万円ほどの買い物をする外商顧客がいる一方で、年間1,000万円を超える買い物をする外商顧客も存在します。
サービス内容は外商顧客のレベルによっても異なり、それぞれにあうサービスが提供される点もまた、ステータスと言われる理由のひとつでしょう。
外商カードのステータスより大切なこととは?
外商カードはステータスカードと呼ばれており、どの百貨店で作成しても一見すると、その地位は変わりません。
では、「この百貨店よりあの百貨店のほうがステータスが高い」という部分を気にすべきなのかというと、そこはあまり重要ではないでしょう。
百貨店の外商カードを作成したいなら、大切なのはサービスの内容や、使いたいブランドが入っているかどうかです。
せっかく作成したのに、好きなブランドがあまり入っておらず使えなくては意味がありません。
また、外商カードに付帯しているサービスをたっぷり使いこなせるほど、外商顧客である意味が見出せるはずです。
外商カードのサービス内容とは?
外商カードを作成すると、どのようなサービスを提供してもらえるのでしょうか。
具体的には、下記のようなサービスを提供してもらえます。
- 割引やポイント還元
- 外商サロンでの無料ドリンクサービス
- 駐車場の無料利用
- オンラインショッピングサイトの開設
- 担当外商員によるアテンド
外商カードの作成を検討している人の多くが、割引やポイント還元を目的にしているでしょう。
でも実は、外商カードを所有している利用できるそのほかのサービスもかなり充実しており、そのようなサービスを利用してこそ外商カードを楽しめるというものです。
外商カードのサービス内容は百貨店ごとに異なるため、まずはご自身が多く利用している百貨店で受けられるサービス内容を確認してみてはいかがでしょうか。
ステータスになる外商カードのおすすめは?
充実した外商サービスが付帯しており、ステータスカードとしても申し分ない外商カードとしておすすめなのは、「大丸松坂屋」の「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」です。
年間購入額により、大丸松坂屋での買い物時に5%〜10%の割引を受けることができます。
▼年間購入額:割引率
- 30万円未満:5%割引
- 30〜70万円未満:8%割引
- 70万円以上:10%割引
さらに、カードで支払いをすると100円(税込)ごとに1ポイントのQIRAポイントがつくため、割引とポイント還元どちらも味わえるのが魅力です。
▼「大丸松坂屋ゴールドカード」の基本スペック
- 年会費:11,000円(税込)
- 家族カード:1,100円(税込)
- ETCカード:無料
- 国内旅行傷害保険:年間300万円まで補償
- 傷害死亡・後遺障害:自動付帯3,000万円/利用付帯2,000万円
- 還元率:最大11%
ほとんどの百貨店での外商カード同様、年会費は11,000円と設定されています。
一見高いようですが大丸松坂屋の場合、30万円未満の利用で5%割引がきくため、仮に30万円利用した場合には15,000円の割引が適用され、年会費のもとが取れる計算です。
さらに大丸松坂屋では、割引以外にも外商サロンや駐車場、オンラインショッピングなど、サービス内容が豊富です。
外商顧客になりたいと考える人であれば、百貨店での買い物を定期的に楽しんでいるはずです。
よく利用するブランドが大丸松坂屋に入っているのであれば、外商カードを発行しておくとお得でしょう。
大丸松坂屋の外商カードについて、詳しくは下記の記事でも解説しています。
参考記事:大丸松坂屋の外商カードの特徴とは?年会費や優待、条件を徹底解説!
【まとめ】外商カードは「ステータスカード」トライしてみよう
外商カードはクレジットカードの中でも「ステータスカード」と呼ばれる地位にあり、誰でも所有できるものではありません。
持っているだけで社会的信用が証明できるという点は、まさにステータスそのものではないでしょうか。
とはいえ、外商カードの申し込みまでに一般カードで購入実績をつけなければならなかった今までと違い、現在は自分から申し込みがしやすくなった点は魅力のひとつです。
ただし、現在は百貨店が若年層の顧客の獲得に力を入れていることが主な理由と言われているため、いつまで窓口を広げておくのかは不明です。
外商顧客になりたいと思っているのであれば、はやく挑戦して損はありません。
オンラインから申し込みができる百貨店を選び、試してみてはいかがでしょうか。
参考記事:大丸松坂屋の外商サービスがすごいって本当?お得意様カードの取得方法も解説
参考記事:三越伊勢丹の外商カードは便利?取得方法とは?スペックを解説
参考記事:高島屋の外商カードのメリットを解説!ポイント制と割引制どっちがお得?