百貨店の外商顧客になると、ハイブランドを安く購入できることが多いです。
ただしすべてのハイブランドが安くなる対象とはなってなっておらず、かならずお得に買い物ができるとは限りません。
また、百貨店によっては割引ではなくポイント還元の対象になっていることも多いです。
つまり、割引が直接受けられるわけではなく、ポイントを貯め利用することでお得さを味わえます。
・外商なら優待割引が効くタイミングはある
・百貨店によっては割引ではなくポイント還元になる
・ブランドによっては割引にならないことがある
この記事では、外商顧客はどうすれば最大限にブランド品を安く買えるのか、割引サービスをしている百貨店や、安く購入できるブランドを詳しくご紹介します。
外商なら安くなる?割引が適用される百貨店とは?
外商顧客であれば、百貨店でブランドを安く購入することができるケースがあります。
ただし、ほとんどの場合に割引ではなく「ポイント還元」が対象となっており、直接的に割引が受けられるわけではありません。
割引が受けられる百貨店としてはたとえば、「大丸松坂屋」の外商カードや、高島屋の一部のカードがあげられます。
百貨店の割引率について、詳しくは下記の記事でご紹介したのであわせてご活用ください。
参考記事:外商の割引率を比較!どれくらいお得なの?入会方法とは?詳しく解説
外商ならいくら安く利用できる?割引率は?
基本的に、年間の利用額が高いほど翌年の割引率が高くなります。
例として、当サイトがおすすめする百貨店「大丸松坂屋」では、下記のとおり割引率が変動します。
▼年間利用額:割引率
- 30万円未満:5%
- 30万円以上70万円未満:8%
- 70万円以上:10%
多くの百貨店では100万円以上の買い物をした場合から、10%の割引あるいはポイント還元が適用されることに対し、大丸松坂屋では年間70万円以上の利用で10%割引が適用されます。
10%の割引ということはたとえば、100万円の買い物をした場合には10万円の割引が受けられるということです。
さらに大丸松坂屋では月に1度ほどの頻度でイベントを開催しており、イベント時には+1%の還元が受けられます。
大丸松坂屋の外商カードについて、詳しくは下記の記事をご活用ください。
参考記事:大丸松坂屋の外商カードの特徴とは?年会費や優待、条件を徹底解説!
外商で安くなるブランドとは?
外商顧客であれば、百貨店に入っている多くのブランドを安く購入しやすいです。
具体的には、下記のようなブランドであれば安くなることが多いので、好きなブランドが該当する場合には便利に利用できるでしょう。
- グッチ
- ジバンシー
- フェンディ
- ディオール
- セリーヌ
- ボッテガヴェネッタ
- コーチ
- プラダ
- モンブラン
- ヴェルサーチ
- サンローラン
- ロエベ
- オメガ
- ピアジェ
- ハミルトン など…
上記以外にも、多くのブランドが割引の対象となることが多いです。
外商でも安くならないブランドとは?
外商顧客だからといって、すべてのブランドが安く手に入るわけではありません。
安くならないブランドはほとんどの場合に、どの百貨店でも同様に安くなりません。
たとえば、下記のようなブランドは安くならないことが多いです。
- ルイヴィトン
- エルメス
- ロレックス
- シャネル
- パテックフィリップ
安くならない理由はおそらく、百貨店の抱える外商顧客よりもブランド独自で抱えている顧客を優先していることがあげられます。
上記のブランドの共通点は、流通量が少ないことです。
割引で売らなくても欲しい人はたくさんいるので、「割引して欲しい」というような顧客のもとには巡ってこないと言っても過言ではないでしょう。
外商なら手に入りやすくなるブランドもある
外商でも安くならないブランドとしてご紹介したものも含めて、百貨店には「外商顧客であれば入手しやすいブランド」も多いです。
特に年間購入額が大きい外商顧客については、レア商品も優遇して手にいれられるよう取り計らってもらえることがあります。
新作や限定品、売り切れ品なども担当の外商員にお願いすることで、特別に入手してもらえることがあるため、安くなることだけが外商顧客としての魅力ではありません。
エルメスやロレックスなど一部のブランドは、外商顧客であってもなかなか手に入りにくいですが、反対に外商顧客でなければ入手はかなり難しいでしょう。
外商でブランドが安くなるタイミングとは?
百貨店がおこなう催事「特別販売会」では、多くのブランドが一級品を集め、外商顧客だけを相手に商品を販売します。
特別販売会に招待されるのは外商顧客だけなので、会場では比較的ゆっくりとブランドを見て回ることができます。
魅力はなんと言っても、訪れた外商顧客だけが受けられる割引です。
上記で「安くならないブランド」としてご紹介したブランドも、一部は特別に割引を適用していることがあります。
かならず割引が受けられるわけではありませんが、外商カードで普段受けている割引よりもはるかに大きな割引が受けられることも多いです。
外商顧客ならブランドが安くなる!外商顧客になる方法とは?
外商顧客になると、ブランドが安くなるだけでなく、外商サービスを受けられるようになります。
外商サービスが受けられるというだけでも、外商顧客として百貨店で買い物をすることの楽しみが増えるでしょう。
外商顧客になる方法は主に、下記があげられます。
- 百貨店から招待を受ける
- 外商顧客である知人から紹介してもらう
- オンラインで申し込みをする
今までは百貨店からの招待や知人からの紹介が主流でしたが、最近ではオンラインで申し込みができる百貨店が増えました。
特に大きな老舗ほど時代の流れに対応しようという姿勢が強く、オンライン申し込みを受け付けていることが多いです。
たとえば「大丸松坂屋」「三越伊勢丹」「高島屋」は、オンライン申し込みを受け付けるための公式ホームページを用意しており、ページの内容もかなり充実しています。
外商顧客になりたいのであれば、まずは上記のような百貨店の外商カードを1つ選び、オンラインから申し込みをしてみてはいかがでしょうか。
【まとめ】外商なら安く買えるブランドもある
外商顧客であれば、百貨店に入っている多くのブランドが安く購入できます。
一部のハイブランドは安くならないのは事実ですが、優先的に入手できるようになるほか、入手が難しい商品を手に入れる機会自体は増えます。
ハイブランドを安く購入したいからという理由で外商顧客になる人は多いですが、外商顧客にとって魅力的なポイントはそれだけではありません。
これから外商顧客になるのであれば、老舗である代表格3つの「大丸松坂屋」「三越伊勢丹」「高島屋」はおさえておくと良いでしょう。
参考記事:大丸松坂屋の外商サービスがすごいって本当?お得意様カードの取得方法も解説
参考記事:三越伊勢丹の外商カードは便利?取得方法とは?スペックを解説
参考記事:高島屋の外商カードのメリットを解説!ポイント制と割引制どっちがお得?
いずれもオンラインから外商カードの申し込みが可能なので、ハイブランドを安く購入したいのであれば試しに申し込みをしてみてはいかがでしょうか。