大丸松坂屋には、一般顧客向けではあるもののハイステータスな「大丸松坂屋ゴールドカード」と、お得意様向けの外商カード「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」が存在します。
2つはいずれもゴールドカードランクであり、ハイスペックであることに変わりはありません。
とはいえ、大丸松坂屋をよく利用する人ほど「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」のほうがお得に利用できます。
・大丸松坂屋の外商カードとは?
・通常のゴールドカードとの違いとは?
・大丸松坂屋お得意様ゴールドカードのデメリットは?
大丸松坂屋の外商カードは総合的にとても評判が良く、申込者はどんどん増えています。
とはいえ、デメリット部分にも目を向けたうえで、自分に合うカードかどうかを判断していきたいものです。
この記事では、大丸松坂屋の外商カード「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」の基本スペックや、所有するメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
大丸松坂屋の外商カードとは?スペック・特徴を解説
大丸松坂屋の外商カードとよく比較されるのが、大丸松坂屋が一般顧客向けに発行している「大丸松坂屋ゴールドカード」です。
基本スペックを比較すると、下記のとおり。
大丸松坂屋ゴールドカード | 大丸松坂屋お得意様ゴールドカード | |
年会費 | 11,000円(税込) | 11,000円(税込) |
家族カード年会費 | 1,100円(税込)
・初年度無料 ・次年度以降も年3回以上の利用で無料 |
1,100円(税込) |
国際ブランド | VISA | VISA |
申込条件 | ・満25歳以上 ・本人または配偶者に継続し安定感ある収入があること |
・満20歳以上 ・本人または配偶者に継続し安定感ある収入があること ・社会的信用があること |
ETCカード | 無料 | 無料 |
お買い物安心保険 | 最大400万円 | 最大400万円 |
大丸松坂屋ポイント | 税込100円ごとに5ポイント | 無し |
QIRAポイント | 税込100円ごとに1ポイント | 税込100円ごとに1ポイント |
お買い物優待 | 無し | 5〜10%割引 |
その他外商サービスの付帯 | 無し | あり |
申込方法 | »公式ホームページ | »公式ホームページ |
今までは完全招待制だった「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」ですが、「大丸松坂屋ゴールドカード」と同様に公式ホームページから自主的に申し込みが可能になりました。
おもな違いは、買い物時の優待の有無や、その他の外商サービス付帯の有無です。
外商カードのみ、買い物にあたり割引優待が受けられることや、外商サービスが受けられることがあげられます。
なお、大丸松坂屋ゴールドカードのみ、買い物100円につき5ポイントの大丸松坂屋ポイントが付与されます。
しかし割引でなく「ポイント還元」であることや、還元率が5%である点で、外商カードには劣ってしまうと言えるでしょう。
大丸松坂屋の外商カードのデメリットとは?
上記のようにご紹介すると、メリットばかりのように感じるかもしれません。
そこで一度、デメリットも確認していきましょう。
- 年間購入額を意識してしまう
- 担当外商員からの評価を気にしてしまう
- さらに外商サービスを使いたくなってしまう
それぞれのデメリットについて、詳しくご紹介していきます。
大丸松坂屋外商カードのデメリット①:年間購入額を意識してしまう
下記で詳しくご紹介しますが、年間購入額が高いほど割引率も高くなるため、年間購入額を意識して買い物をしてしまう人もいます。
意識せずとも毎年何十万円もの買い物をする人であれば、特に気にする必要はないでしょう。
一方で、年間で買い物をする額にばらつきがある場合には、「あと少し購入しないと、来年の優待率が下がっちゃう…!」と不要なものを買ってしまうかもしれません。
お得に買い物をするための優待であるにもかかわらず、不要なものを購入して購入実績にするのでは本末転倒です。
大丸松坂屋外商カードのデメリット②:担当外商員からの評価を気にしてしまう
外商顧客と言っても、年間100万円前後の買い物をする人もいれば、年間数億円の買い物をする人もいます。
そこで、年間数十万円〜数百万円前後の買い物を自分のペースで楽しんでいると、「担当外商員から、底辺顧客だと思われているのかも…?」と気にしてしまうことも多いです。
また、当然のことではありますが、購入額が高い人ほど担当外商員からも良い待遇をしてもらえるものなので、「もっとVIPな対応ってどんなものなんだろう…?」と上を見てしまうことも。
担当外商員からの評価を気にする必要はありませんが、自然と気になってしまうタイミングがあるのも事実です。
大丸松坂屋外商カードのデメリット③:さらに外商サービスを使いたくなってしまう
外商サービスは幅広いため、一度外商顧客になると「最大限に使ってみたい」と思うものです。
たとえば担当外商員により、特別販売会へ招待してもらえることもあります。
特別販売会では、一般顧客ではできないオーダーメイドや、限定品の販売、限定価格での販売など、特別感あるサービスを受けることが可能です。
とはいえ全てがVIP価格なので、超富裕層でもなければサービスを使いこなすのは難しいでしょう。
大丸松坂屋の外商カードのメリットとは?
大丸松坂屋の外商カードのデメリットをおさえたところで、メリットについても見ていきます。
- 割引還元率が高い
- 担当外商員と連携できる
- オンラインショッピングができる
- 駐車場が無料で利用できる
- 外商サロンが開放される
上記のようなものがあげられますが、大丸松坂屋で特に人気のサービスといえば、割引還元サービスでしょう。
大丸松坂屋外商カードの最大のメリット:割引還元率が高い
大丸松坂屋の外商カード「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」は、業界のなかでも優待率が高いことで有名です。
優待率は年間の購入額ごとに、下記のとおり変動します。
▼年間の利用実績と優待率(翌年に適応)
- 30万円未満:5%
- 30万円以上70万円未満:8%
- 70万円以上:10%
「大丸松坂屋ゴールドカード」の場合には、年間でいくら利用しても5%の「ポイント還元」が受けられます。
一方で「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」の場合には、たとえ年間30万円未満の買い物であっても、5%の「割引」が受けられるのが大きな違いです。
さらに大丸松坂屋では、ほとんど毎月+1%のポイントアップイベントを開催しており、最大で11%割引が受けられるため、業界でも最高値になります。
その他の大丸松坂屋の外商サービスについては、さらに詳しく下記でご紹介しています。
参考記事:【外商サービス解説】大丸松坂屋の外商サービスが選ばれる理由とは?
【まとめ】大丸松坂屋の外商カードはメリットを最大限に使おう
大丸松坂屋でゴールドカードを作成するなら、ひとまず外商カードである「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」から申し込みをしてみることをおすすめします。
公式ホームページから申し込みが可能なので、手間はかかりません。
今回デメリットについても詳しくご紹介したものの、このようなデメリットはどの外商カードを取得しても同様です。
百貨店でお得に買い物をしたいのであれば、メリット部分としてのサービス内容を重視してあげることをおすすめします。
大丸松坂屋の外商カードで受けられるサービスについて、詳しくは下記の記事でもご紹介しています。
参考記事:大丸松坂屋の外商カードの特徴とは?年会費や優待、条件を徹底解説!