百貨店のお得意様である「外商顧客」になれば、一部のハイブランドを特別に優待割引を適用させて購入できる、というのは有名なお話です。
では、時代を問わず人気を誇るハイブランド「ルイヴィトン」は、外商割引で購入することができるのでしょうか?
結論、ルイヴィトンはどの百貨店でも割引適用外なので、直接的にお得に購入することはできません。
・外商割引を使って購入したいブランド9選
・貯めたポイントの有効活用方法
・優待サービスの手厚いおすすめ百貨店
外商顧客だからといってルイヴィトンをお得に購入することは難しいので、ルイヴィトンしか購入するつもりのない人であれば、外商顧客になることによる恩恵は少ないかもしれません。
しかし、百貨店が優待対象外としているハイブランドはごく一部なので、買い物をしていくうちに新たなブランドを知り、よりハイブランドの世界を楽しめるようになることも多いです。
この記事では、外商顧客が外商優待をお得に活用する方法や、外商割引で購入したいハイブランドの例をご紹介します。
外商ならルイヴィトンは割引で買える?買えません
百貨店では多くのハイブランドが、割引あるいはポイント還元の対象になっています。
しかし、一部のハイブランドは割引やポイント還元の対象になっておらず、外商顧客だからといって特別にお得な体験ができるわけではありません。
また、貯めたポイントを利用して購入することもできないため基本的には、ルイヴィトンだけを目的として外商顧客になるのは避けるべきでしょう。
そもそもルイヴィトンは割引やポイント還元の対象としていないブランドなので、例外となっている百貨店はありません。
割引を受けられないだけでなく、外商として高還元率でのポイント還元を受けられないほか、貯まったポイントをルイヴィトンの購入にあてることもできないので、残念に思う人も多いでしょう。
ルイヴィトンは割引で買えない!外商になる意味とは?
たとえルイヴィトンが割引やポイント還元の対象でなくても、外商顧客としての恩恵をまったく受けられないわけではありません。
たとえば、ルイヴィトンが特別販売会に出展する場合、店頭では珍しい商品を並べている可能性があります。
また、外商顧客としてルイヴィトンとの信頼関係を築くことで、優先的に欲しい商品を流してもらいやすくなる傾向があります。
外商顧客であるということは、担当の外商員のアテンドをつけて店頭に足を運ぶことができるということです。
一般顧客に紛れていたとしても一目で外商顧客であることをアピールできるため、店舗のスタッフからも目をつけられやすくなります。
初見では手に入らないような人気モデルも、通い詰めて店舗スタッフと仲良くなることで、比較的手に入りやすくなる可能性が高いです。
外商は百貨店によって「割引」か「ポイント還元」が受けられる
百貨店によって、「割引」を適用している場合と「ポイント還元」を利用している場合があり、基本的にはいずれかひとつです。
割引を適用している百貨店は少なく、「大丸松坂屋」の外商カードや「高島屋」の一部の外商カードのみ。
一方でポイント還元を適用しているのは「三越伊勢丹」をはじめ、その他の地域に根付いた百貨店が該当することが多いです。
割引とポイント還元はいずれも、最大10%の還元率であることが多いですが、ポイント還元では購入した後にさらに買い物をしてポイントを消費する必要があります。
一方で割引であれば、購入時にすぐに割引が効くので、無駄なく還元を受けられるため有利です。
外商割引を使って購入したいブランド9選
外商顧客として割引やポイント還元が受けられるハイブランドは多いですが、下記のようなハイブランドはお得に購入しておく価値があるでしょう。
- GUCCI(グッチ)
- TOD’S(トッズ)
- VOTTEGA VENETA(ボッテガ・ベネタ)
- ROYAL ASSCHER(ロイヤル・アッシャー)
- BALENCIAGA(バレンシアガ)
- DELVAUX(デルヴォー)
- PRADA(プラダ)
- LOEWE(ロエベ)
- CHRISTIAN LOUBOUTINE(クリスチャンルブタン)
いずれも超人気のハイブランドなので、ご存知のかたも多いでしょう。
上記以外にも、百貨店には高品質なハイブランドが多くそろっています。
担当になる外商員に理想を伝えつつ、新たなお気に入りのブランドを見つけてみるのも面白いのではないでしょうか。
優待サービスが手厚い!おすすめ百貨店は「大丸松坂屋」
ルイヴィトンは、どの百貨店であっても割引やポイント還元の対象ではありません。
そこで、その他の部分で外商顧客としてなるべくお得に買い物をしたいのであれば、おすすめは「大丸松坂屋」です。
大丸松坂屋がおすすめな理由は、おもに下記のとおりです。
- 最大11%割引で業界トップレベル
- カードの利用で+1%ポイント還元
- その他のサービスも充実
それぞれのポイントを詳しくご紹介します。
大丸松坂屋の魅力①:最大11%割引で業界トップレベル
大丸松坂屋では、年間70万円以上の利用がある場合、翌年度は最大値の10%割引が適用されます。
さらに月に1回のペースでおこなわれるイベント時には、+1%で合計11%の割引が受けられるため、他の百貨店と比較しても業界で最高値です。
他の百貨店では基本的に、年間100万円以上の利用があった場合に最大10%の割引あるいはポイント還元が適用されるため、もっともお得に利用しやすい百貨店と言えます。
大丸松坂屋の魅力②:カードの利用で+1%ポイント還元
大丸松坂屋の外商カード「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」は、利用ごとに1%の「QIRAポイント」がつきます。
QIRAポイントは百貨店での割引優待とは別のものであり、百貨店外での買い物時にも1%還元が受けられます。
貯めたQIRAポイントは基本的に、割引対象となるハイブランドでの買い物時に利用できます。
大丸松坂屋の魅力③:その他のサービスも充実
大丸松坂屋の外商カードは、割引以外のサービスも充実しています。
- 外商ラウンジの無料利用
- 駐車場の無料利用
- 特別販売会への招待
など
他の百貨店が発行している外商カードが「外商サービス」として付帯しているサービスは、ほとんど網羅していると言えます。
割引還元率が圧倒的に高いことを考えると、やはり大丸松坂屋の外商カードがもっともおすすめです。
大丸松坂屋お得意様ゴールドカードは、公式ホームページからオンライン申込が可能です。
【まとめ】外商顧客でもルイヴィトンは割引で買えない
たとえ外商顧客であっても、ルイヴィトンは割引で購入できないことをお伝えしました。
もしルイヴィトンだけを目的に外商顧客になろうと思っているのであれば、直接的にお得な体験ができるわけではないため、おすすめしません。
とはいえ、直接的な割引以外にも、外商顧客になるメリットはたくさんあります。
残念ながらルイヴィトンは割引やポイント還元の対象ではありませんが、ほかのブランドにも興味があるという人がほとんどでしょう。
ぜひ視野を広げ、好みのハイブランドをお得に購入できる機会を、めいっぱい楽しんでみてはいかがでしょうか。
これから外商顧客になるのであれば、おすすめは「大丸松坂屋」です。
どの百貨店でもルイヴィトンは割引やポイント還元の対象外なので、どうせならその他の部分でお得に買い物ができる百貨店を選んでおくことをおすすめします。
参考記事:大丸松坂屋の外商カードの特徴とは?年会費や優待、条件を徹底解説!