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百貨店の外商部門が好調なのはなぜ?いま外商に人気が集まる理由

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百貨店の外商部門の業績が右肩上がりである、という話はニュースでも取り上げられ、改めて百貨店のお得意様「外商顧客」の存在が世間に認識され始めた現代。

オンラインショッピングが普及している一方で、百貨店の外商部門が伸び続けている、という事実には、多少なりとも疑問を感じる人は少なくないでしょう。

しかし百貨店が伸びている実態を深掘りしていくと、オンラインショッピングが普及したからと言って影響を及ぼすことができない、外商の強みが存在することがわかります。

この記事でわかること

・百貨店の外商部門が好調な理由とは?

・外商顧客になるなら今である理由とは?

・これからの百貨店のベストな使い道とは?

百貨店の外商部門が好調であるのにはもちろん、理由があります。

また、その理由を知るほどに、外商顧客になるのであれば今が良いことを感じるでしょう。

この記事では、百貨店の外商部門の業績が伸び続けている理由や、いま外商顧客になるべき理由を、詳しく解説します。

百貨店の外商部門が好調な理由とは?

百貨店の外商部門の業績が好調なことには、理由があります。

具体的には、下記のような理由があげられると言われています。

  1. 資産価値の高い商品の需要増加
  2. インバウンドによる外国人客の増加
  3. 外商サービスの人気が高騰

それぞれの理由について、詳しくご紹介していきますね。

百貨店の外商部門が好調な理由①:資産価値の高い商品の需要増加

コロナ禍となり海外旅行などへ費やしていた金銭に余裕が生まれ、そのかわりにお金を費やす先となったのが「資産価値のあるもの」でした。

高級時計や絵画など、所有することで資産価値となり、将来価値が上がるものへと投資する人が増えたのだと言います。

資産は眠らせておいても意味がないからこそ将来価値のあるものに投資する、というのは富裕層にとって至極当然の考え方と言っても過言ではないのでしょう。

親から子へ、そしてそのまた子へと受け継がれることで資産価値をあげていく高級時計や美術品は、特に人気が上昇しています。

百貨店の外商部門が好調な理由②:インバウンドによる外国人客の増加

コロナ禍で制限された海外旅行がついに解禁となり、外国客が一気に日本へと流入しました。

さらに円安の影響も拍車をかけ、海外からの外国人客がいわゆる「爆買い」をして帰国をしやすい環境が整っています。

コロナ禍で資産を持て余していたのは日本人富裕層だけではなく、海外からはバイヤーも多く訪れ、ありったけの人気商品を購入していくのだとか。

国内の富裕層が海外旅行へと資産をかけ始めた一方で、海外からのインバウンドによるブランド需要は右肩上がりであり、百貨店の需要はおさまりを知りません。

百貨店の外商部門が好調な理由③:外商サービスの人気が上昇

外商サービス自体の人気が高まっていることも、百貨店の外商部門が業績を上げている理由です。

百貨店の外商顧客になることのもっとも大きなメリットは、商品を安く購入できるほか、ポイント還元率が高いことなどがあげられます。

しかし外商サービスの魅力はそれだけにとどまらず、たとえば下記のようなサービスが多くの人を魅了しています。

  • 必要なものの見繕いや紹介
  • レア商品の特別入手
  • 商品選定のアドバイス
  • 百貨店取り扱い外の商品提供
  • 百貨店外での購入対応

一般顧客では味わうことができない、外商顧客ならではのサービス展開が充実しているため、口コミで人から人へと魅力が広がっているのだとか。

ここからはより詳しく、外商サービスの魅力をお伝えします。

業績が好調の外商サービス!なにが魅力?

百貨店の外商顧客になった人たちにとって、最も「人に言いたくなる」ようなタイミングはやはり、レアな商品が手に入ったときでしょう。

「自分ではなかなか手に入らない商品が、外商の頑張りのおかげで特別に提供してもらえた」という経験は、つい周りにも言いたくなってしまうものです。

百貨店の売り上げとなる高級ブランドは、SNSでインフルエンサーが使っていたものが注目をあび、店頭に顧客が足を運ぶという流れで飛ぶように売れていくもの。

しかしそれが、外商顧客でもなければお目にかかることも難しいような商品であれば、外商顧客になりたい人も増えていくはずです。

外商サービスのその質が、今まで外商という存在を知らなかった人にも着目されるきっかけとなり、外商サービスの業績そのものが伸びる要因となっているということでしょう。

百貨店の外商部門が好調!今が外商になるチャンス?

百貨店の外商部門の業績が好調であるのには、現在の百貨店が新規顧客の獲得にも力を入れていることが関わっているでしょう。

今まで「百貨店の外商顧客」といえば50〜60代以上のパワフルな層でした。

しかし働き方が多様化するごとに、日本の富裕層は若年化し、30〜40代の多くの若手が外商サービスに手を出し始めています。

オンラインショッピングがあたり前の現代だからこそ、「自分の力だけでは手に入らない商品を入手してくれる外商」に魅力を感じる人が、外商顧客になっているようです。

百貨店は若手の外商顧客獲得に積極的

オンラインに通ずる若手が可能な限り外商窓口への距離を縮められるよう、最近ではオンラインからの申込を受け付けている百貨店も増えています。

今までは百貨店の外商窓口へ足を運び、申込書へ必要事項を記載し提出する、という手間がかかることが一般的でした。

一方で最近では、オンラインからの申込を完了するだけで外商カードが郵送されてくるという仕組みを導入している百貨店が増え、新規顧客に対する積極性が見受けられます。

今でこそ窓口が広がっている外商ですが、これから一定以上の外商顧客の確保ができた後、いつ申込ハードルが上がるかはわかりません。

いま申込を検討している百貨店があるのであれば、申込すべきタイミングは今なのではないでしょうか。

【まとめ】百貨店の外商部門が好調!資産価値を見極めるのがカギ

百貨店の外商部門は業績が右肩上がりを継続する好調ぶりで、今後もその勢いを止めないためサービス内容に磨きをかけていくことでしょう。

百貨店が扱う高級ブランドというのは、日本だけでなく全世界で人気があるもの。

たとえ日本の景気が下がり続けたとしても、かえってインバウンドの影響を受け続けるでしょう。

また、少子高齢化社会とはいえど、日本の富裕層は若年化しているのも事実であり、働き方が変わるごとに資産を持つ若者が増え始めています。

百貨店は今後も若い世代の外商顧客獲得に向け、対策をほどこし続けることが期待できるでしょう。

ただしその新規外商顧客を獲得するための方向性が、外商になるためのハードルを下げることとは限りません。

外商サービスの質を下げないため、今後も一定の難易度を設定し続ける可能性が高く、今後そのハードルが上がらないとも言い切れないでしょう。

気になる百貨店の外商サービスがあるのであれば、今の申込条件から確認し、試しに申し込みをすることから始めてみても良いのではないでしょうか。

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