百貨店には「外商部門」が存在し、お得意様に特別なサービスを提供しています。
特別優待として割引やポイント還元があるというのは代表的な例で、外商顧客はあらゆるサービスを堪能しています。
では、外商顧客は何を買うとお得なのでしょうか?
どのような外商サービスを楽しむことができるものだと思いますか?
結論、外商顧客は百貨店に入っているほとんどの高級ブランドを、外商価格で購入することができます。
さらに外商価格での購入だけでなく、その他サービスについても楽しむことができるからこそ、百貨店の外商は人気が右肩上がりです。
・外商顧客は何を買うとお得なの?
・百貨店で外商顧客が受けられるサービスとは?
・外商顧客が割引で買えるものとは?
・外商顧客になるリスクとは?
この記事では、外商顧客が何を買うとお得なのか、どんなサービスを利用できるのか、さらに外商顧客になるリスクまで、詳しく解説します。
外商顧客は何を買う?値引きがあるって本当?
外商顧客と言っても、値引きがあるとは限りません。
百貨店によって値引きとしている場合と、値引きではなくポイント還元で対応している場合があります。
たとえば百貨店の「大丸松坂屋」では、最大11%の値引きをサービスとしている一方で、「三越伊勢丹」ではポイント還元として優待サービスを用意しています。
詳しくは、百貨店がそれぞれの外商カードを紹介している、下記公式ページからご確認いただけます。
値引きvsポイント還元!おすすめはどっち?
百貨店を選ぶとき、「値引き」と「ポイント還元」どちらをサービス内容としている百貨店がおすすめでしょうか?
結論、値引きをサービスとしている百貨店のほうがおすすめです。
なぜなら値引きであれば、会計時の価格が安くなるほか、1年のおわりに割引額が返済されるなど、直接的にお得な想いができるから。
一方でポイント還元の場合、買い物時に安くなるわけではなく、次の会計時にポイントを活用できるというものなので、余分な買い物が生じやすいです。
また有効期限が2年であることも多いうえに、最低利用ポイント数が定められていることがほとんどで、満たない場合にはポイントを紛失してしまうこともあります。
おすすめは、直接的に値引きが受けられる「大丸松坂屋」です。
大丸松坂屋の外商カード「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」では、年間で最大11%の割引が受けられるうえに、その他サービスも充実しています。
参考記事:大丸松坂屋の外商カードの特徴とは?年会費や優待、条件を徹底解説!
百貨店で外商顧客が受けられるサービスとは?
百貨店で外商顧客が受けられるサービスには割引やポイント還元以外にも、たとえば下記のようなものがあげられます。
- 外商サロンの無料利用
- 特別販売会への招待
- 駐車場の無料利用
- クロークサービスの利用
- 担当外商員の配属
- オンラインアカウントの開設
百貨店それぞれが異なるサービスを用意しているため、百貨店を選ぶ際にはサービス内容を確認する作業も大切です。
外商サービスの内容について詳しくは、下記の記事でご紹介しています。
参考記事:外商サービスの魅力とは?富裕層が注目する理由やなり方を詳しく解説
外商顧客が割引で買えるものとは?
割引サービスが対応している百貨店であれば、外商顧客はほとんどの高級ブランドを割引価格で購入できます。
反対に、多くの場合に割引対象外となるのは下記です。
- ティファニー
- ロレックス
- エルメス
- 食料品
- カフェやレストラン
上記のような高級ブランドは、値引きやポイント還元の対象外である百貨店がほとんどです。
また、カフェやレストラン、食料品は、値引きやポイント還元が1%となりお得感が少ないのがデメリットと言えるでしょう。
とはいえ、上記以外の高級ブランドで買い物を楽しみたいという人であれば、利用すればするほどお得度が大きくなります。
外商顧客になるリスクとは?
では、外商顧客になることにリスクはあるのでしょうか?
基本的には自分の意識次第で回避できるものばかりなので、不安を感じる必要は特にありません。
具体的には、下記のようなリスクを懸念したうえで外商顧客になることをおすすめします。
- 担当外商員によるしつこい営業
- お得さに魅了され買いすぎる
- 年会費がかかる
それぞれについて、詳しく解説します。
外商顧客になるリスク①:担当外商員によるしつこい営業
外商顧客になると、1人に対して1人以上の担当外商員がつくことがほとんどです。
買い物の頻度や利用額に関わらず、外商顧客になれば一度は電話や直接、担当外商員から挨拶の連絡がくるでしょう。
担当外商員とどれほど仲良くするか、という点は外商顧客それぞれが自分で調節できるものです。
そこで「せっかく外商顧客になったし」と、担当外商員に動いてもらえる権利を使いすぎると、担当外商員からの営業は強くなる傾向があります。
お世話になるからには付き合いで買い物が生じる、と考えておくべきかもしれません。
外商顧客になるリスク②:お得さに魅了され買いすぎる
外商顧客になるとやはり、高級ブランドがお得に購入できることを喜ばしく感じるものです。
また、外商顧客だけが招待される特別な販売会では、店頭ではお目にかかることもできないレア商品が、当たり前のように紹介されることも珍しくありません。
外商顧客になると百貨店からのオファーをとおし、価値のある珍しいものと巡り合う機会が増えます。
さらにお得に購入できるとなれば、お財布の紐がゆるんでしまいやすくなるため注意しましょう。
外商顧客になるリスク③:年会費がかかる
外商カードはほとんどの場合に、年会費11,000円前後がかかります。
基本的には15万円前後の買い物をするともとが取れるうえに、そのほか外商サロンなど外商サービスを利用することもできるため、損をすることは珍しいです。
とはいえ、外商顧客でいるための固定費用がかかると考えると、やはり無料で気楽に所有し続けられる一般カードとは異なる部分であると言えるでしょう。
【まとめ】外商になったら何を買う?ショッピングを今より楽しもう
外商顧客になったら、みなさんは何を買う予定でしょうか?
好きなブランドはもちろん、今までは手を出したこともないブランドも価格をおさえて楽しむことができるので、今から胸をときめかせているという人も多いかもしれません。
外商顧客になることによるリスクは基本的に、自分でお財布の紐さえしっかり閉められていれば、回避できるものばかりです。
これから外商顧客になるのであれば、ショッピングは楽しみつつ、ハメを外さないように心がける必要があるかもしれません。
当サイトでは、複数の百貨店や外商サービスを比較してご紹介しております。
これから外商顧客になりたいというかたはぜひ、下記のような記事も参考に、ご自身にぴったりな百貨店を選んでみてくださいね。
参考記事:大丸松坂屋の外商サービスがすごいって本当?お得意様カードの取得方法も解説
参考記事:三越伊勢丹の外商カードは便利?取得方法とは?スペックを解説
参考記事:高島屋の外商カードのメリットを解説!ポイント制と割引制どっちがお得?